商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京書籍 |
発売年月日 | 2020/07/09 |
JAN | 9784487811212 |
- 書籍
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漂流者の生きかた
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漂流者の生きかた
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商品レビュー
3.7
6件のお客様レビュー
難しかった。 前提となる知識が足りなさすぎた。読むのが早すぎたか。 もうちょっと色々と読んで知って、また読み直すと色々とわかるようになる気がする。 p200 「聖と俗の、楕円というふたつの中心のダイナミズムがなくなった時に、皆カプセル化されて、狭い範囲のアイデンティティでしか人...
難しかった。 前提となる知識が足りなさすぎた。読むのが早すぎたか。 もうちょっと色々と読んで知って、また読み直すと色々とわかるようになる気がする。 p200 「聖と俗の、楕円というふたつの中心のダイナミズムがなくなった時に、皆カプセル化されて、狭い範囲のアイデンティティでしか人と交われなくなり、排他的になってゆく面があるんじゃないこと思います。」 今の世界は、まさしくこれで、多様性といいながら、一つの円の中に取り込んでいこうとしているところに違和感を感じる。 ここ何年かでよく聞くようになった「インクルーシブ」も、正直あまり好きではない。 別々の土俵で、お互いにそこにいることだけを許容しあえばいいのに、無理やり相手を自分の土俵に引き摺り込もうとしている感じがして、全然優しくない世界だなと思っている。 この本が言っていることとは違うのかもしれないが、多様性って円がいっぱいあって、ぶつかることもあるけど、そこには何かしらの反応が生まれ、エネルギーが生まれ、何かを生み出すきっかけになる可能性があるってことなのかなと思った。
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現代社会に対する、横へのいどうがなくなったこと、多様性を叫ぶごとに白黒つけようとする社会のインヒューマンな部分や排他的になっていくもの。因果や運命へすがる人々。日々感じていることを、言語化してくれるような本でした。
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- ネタバレ
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大好きな姜尚中さんと五木寛之さんの対談集なんだから読むしかないでしょ。 5つの対談のうち,第1部は2008年~2011年。第2部は,東日本大震災後の2012年~2013年の『週刊朝日』に掲載されたモノ。第3部~第5部は「語り下ろし」です。 いずれの話も,お二人の深い思想の一端が現れていて,いろいろと考えさせられました。ま,どこかで読んだ話題もあるにはあるのですが,そんなことは気にならない。 特に相手の作品を挙げながら(あるいは第3者の話題で),話が進んでいくあたりがおもしろいです。ま,こっちはそれらの本の全部を読んでいるわけではありませんがね。 第5部は,入水自殺した西部邁についての話だった。保守論壇の有力な人物だったのに,なぜ…。中庸,鵺,というキーワードが心に残った。
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