吸血鬼と呪いの森 集英社オレンジ文庫

赤川次郎(著者), ひだかなみ(イラスト)

• 販売会社／発売会社: 集英社
• 発売年月日: 2020/07/17
• JAN: 9784086803298

商品レビュー

2021/03/20

「吸血鬼の渡る島」
事故が起きた時の再現を。
疑問に思うことがあったからこそ、突然訪ねて来た者の言葉を信じてこの様な事をしたのかもな…。
事故が起きた時に現場検証などを行ったと思うが、何も不自然な点は無かったのかと問いたいな。

「吸血鬼と呪いの森」
日々おかしくなる両親は。
精神状態が異常だったとはいえ、大金を使ってしまった事や殺人を犯した事実は消えないのでは…。
伝承として語り継がれていたとしても、時代の移り変わりと共にいつかは忘れられてた事かもな。

「吸血鬼と失われた記憶」
突然奪われた日常の理由。
居合わせただけなら兎も角、タイミングが悪く携帯で連絡をしている所を見られたのが悪かったな…。
実験に必要な段階とはいえど、相手に承諾も得ず適当に選んだ人を勝手に利用するのはどうかと。