商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
発売年月日 | 2020/06/17 |
JAN | 9784591166666 |
- 書籍
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鈴木家の嘘
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鈴木家の嘘
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
笑えるシーンが多く、決して暗い作品ではないが、過酷な運命を背負ってしまった人たちの苦しみが伝わってくる。木皿泉さんの『昨日のカレー、明日のパン』『さざなみの夜』が好きな私にはとても良かった。
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テレビドラマ『きのう何食べた?』の監督を務めた野尻克己さんの小説デビュー作。 実の兄を自死で亡くした著者の実体験を元に描かれている。 三年間、引き籠っていた鈴木家の長男・浩一がある日突然自室で自殺する。 鈴木家の父・幸男、母・悠子、妹・富美、物語は3人の視点で交互に語られる。...
テレビドラマ『きのう何食べた?』の監督を務めた野尻克己さんの小説デビュー作。 実の兄を自死で亡くした著者の実体験を元に描かれている。 三年間、引き籠っていた鈴木家の長男・浩一がある日突然自室で自殺する。 鈴木家の父・幸男、母・悠子、妹・富美、物語は3人の視点で交互に語られる。 非常にショッキングなテーマでありながら、所々に「嘘」を交えユーモアさえ感じられる。 残された遺族の「何故?」考えても答えなど出ない空しさ。 家族の葛藤と自罰感情が伝わる。 生きる事は簡単ではない。 それでも死を選ばずに生きていて欲しいと心から願う。
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自死した息子と残された家族の苦悩と葛藤。 小説初執筆。 ひきこもりの浩一が首を吊り、その現場を発見し、ショックで記憶喪失になってしまった母・悠子。 父・幸男と娘・富美は、浩一がひきこもりを脱し、アルゼンチンで働いていると嘘をついてしまう。 息子に対し、向き合ってこなかった父、兄を好きでありながら、自分の理想の兄から離れていく兄に憤りを覚えていた富美、浩一を心の底から愛している悠子。 母の記憶が戻る時、家族の心情が爆発する。 残された者は生きなければならない、その苦悩と葛藤、創生を描く。 脚本家らしい書き方というか、つながりが「んっ?」と思う部分あり、イマイチ乗らなかった部分も。 霊媒師のところいるかな? でも話はとても面白かった。
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