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約束の地、アンダルシア スペインの歴史・風土・芸術を旅する
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約束の地、アンダルシア スペインの歴史・風土・芸術を旅する

濱田滋郎(著者), 高瀬友孝(写真家)

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約束の地、アンダルシア スペインの歴史・風土・芸術を旅する

3,080

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 アルテスパブリッシング
発売年月日 2020/04/15
JAN 9784865592214

約束の地、アンダルシア

¥3,080

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2021/10/21

大きく分けて歴史・芸術に基づいたアンダルシア州史をスペイン文化研究家の筆者が大学の講義っぽくまとめた感じ。芸術でも特にフラメンコ等の音楽関連に明るいためファンでもないと初耳ばかりの踊り手や音楽家の名前が次々飛び出してくる。 それでも一度は行ったことがあり、もっと長く居たいと思っ...

大きく分けて歴史・芸術に基づいたアンダルシア州史をスペイン文化研究家の筆者が大学の講義っぽくまとめた感じ。芸術でも特にフラメンコ等の音楽関連に明るいためファンでもないと初耳ばかりの踊り手や音楽家の名前が次々飛び出してくる。 それでも一度は行ったことがあり、もっと長く居たいと思ったエリアだったから、写真だけで振り返っても思い出せなかったであろう解説や景色をまざまざと思い出すことができて良い気分転換に。 ページをめくるごとに現れる写真はフィルターなしの撮ったままという印象だけど、筆者の研究成果がにじみ出た文章に合わせるには↑の方がよく釣り合うことに後で気づく。映え写真はガイドブックで充分ってことか。 中盤は戯曲や嘘のようなノンフィクションの話が満載。モーロ人や妖しげなジプシー(別称:ヒターノ)・怪傑ゾロのような山賊(別称:バンドレーロ)などワクワクするけど「ほんまかいな」と言いたくなる。 『詩人の目と心が織りなす幻想の綾は、けっして絵空事と笑い捨てるべきものではなく、そこに秘められた真実を探し当ててこそ吟味すべきものなのだから』 アンダルシアの魅力は何と言っても「人の温かさ」だと筆者は語る。それは居心地の良い文化や芸術を編み出した源で、ジプシー等に対する包容力にもなった。 過去に参加したツアーでは現地の人と交流する時間が一切取れなかった。知ってしまったからには、やっぱり出直したい。

Posted by ブクログ

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