商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2020/06/12 |
JAN | 9784041093078 |
- 書籍
- 文庫
鶏小説集
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鶏小説集
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商品レビュー
3.6
22件のお客様レビュー
鶏料理を軸にいろいろな人の視点でつなぐ連作短編集。あれ?さっきちょろって出てきた人だ!となると、次は次はとどんどん読み進められます。シリアスなところもあるけれど、暗くなりきってないというか、小さく光は見えるなって印象。それが良かったです。みんな良い人っのは違うけれど、悩む姿にみん...
鶏料理を軸にいろいろな人の視点でつなぐ連作短編集。あれ?さっきちょろって出てきた人だ!となると、次は次はとどんどん読み進められます。シリアスなところもあるけれど、暗くなりきってないというか、小さく光は見えるなって印象。それが良かったです。みんな良い人っのは違うけれど、悩む姿にみんな生きてるって思えた。やはり坂木司、好きです!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
前作の記憶が朧気だが、前作よりもさっぱりした印象。 「和菓子のアン」など、他の作品から読み始めた方には、前作よりも読みやすく良いかと思う。 ひとつひとつの作品の繋がり方と、登場人物の心の繊細な動きが坂木先生の良さを感じさせる。 個人的に最後の「とべ エンド」は前作を彷彿とさせる少し後味の悪いというか...リアルな気持ち悪さが残るかな..と思っていたが、坂木先生らしい少し現実離れしつつもどこかにこんな世界もあるのかなと思わせてくれる素晴らしい物語でした。 私が今子供と親の狭間の年齢のため、レンとハルの親との関係、そしてレンの父親、どちらにも感情移入。 もう少し幼い時に読んでいたら「地鶏のひよこ」には共感出来なかったのかも。 個人的に、レンの父親は素晴らしい訳では無いけど、考え方には共感。最後のケイの父親の介護話も、同じく悪印象。私だって子供と気が合うか、愛せるかわからないもの....けど産むのも親の勝手。育てるのが義務。 サンタの謎だけ残っており、前作にでてきたのか曖昧なのでもう一度読み返そうと思う。
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肉小説集がとても面白く、こちらも読んでみました。 こちらはストーリーに繋がりがあり、さっぱりとしています。こってりジューシーなのが読みたい方は、肉小説集の方がオススメです。
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