商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 生活の医療 |
発売年月日 | 2020/06/11 |
JAN | 9784990917678 |
- 書籍
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「健康」から生活をまもる
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「健康」から生活をまもる
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商品レビュー
3.6
8件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
冬場に生牡蠣を食べてノロウイルスに感染する人は多いが牡蠣は禁止されていない。ビールを飲んでも痛風にならない人も多い。 薬は初発の痛風を予防できる、は迷信。 ゲームのやり過ぎはよくないが、ゲーム障害と判定するのはどうか。ゲーム障害の理論からいえば、なんでも病気になる。アスペルガー症候群も同じ。 うつ病が病気になったのは、パロキセチンという薬が登場したから。 診断のインフレ=小児の巣極性障害は40倍になった。自閉症は20倍、注意欠陥多動性障害は3倍、成人の双極性障害は倍、病気が客観的で確かなモノ、というのは迷信。 「健康管理能力検定」の不思議。 誰かが作った基準で病気にされる=高血圧、ゲーム障害、受験勉強しない病。 食塩11.1gを3.6gに減らしても、アジア人は血圧が下がらない。 人はいつか死ぬから、死因のひとつを減らすと他の死因が増えるだけ。 食事によるコレステロールは体内で作られるモノの1/3から1/7。食事からのものが減ると、生産が増える。 糖尿病は、迷信じみた部分が少ない病気らしい病気。 生活習慣病はない。病院のために病気になる必要は無い。 検診が長生きに繋がるというエビデンスはない。 病院が治せないのは認知症が証明している。 がんが増えている原因は高齢化。 マンモグラフィーは乳がんによる死亡は減らなかった。PSAも無意味。見つかったら除去することになるが、除去しなくても余命は同じ。 早期発見早期治療で治るがんはごく一部。予防はどれも何もしないのと同じ。がんお予防効果は桁違いに小さい。 プレシジョンメディシン(精密医療)は人気がある。イレッサはEGFR陽性の人しか使えない。がんが変化してイレッサい体制を持つことがある。がん治療は効くか効かないか使ってみて勝負。分子標的薬も迷信。慢性骨髄性白血病に対するグリベックは劇的に効く。 がんの新薬は治るのではなく進行が遅くなったことを効いたと評価している。イレッサは分子標的薬だが副作用はある。 幅広く使えるがん治療薬はキイトルーダ。 エビデンスは、メカニズムのことは忘れて因果関係があるか、を考える。確実ということではない。科学的根拠というよりも証拠、程度のもの。 「コクラン」という組織がレビューを公開している。米国予防医学作業部会も有名。無症状の男性にPSA検査を行わないことが推奨された。前立腺がんが見つかっても悪さをしないかもしれないし、手術による尿漏れなど副作用が大きい。 WHOによる健康の定義=病気でないだけでなく、肉体的にも精神的にも社会的にも満たされた常態。この定義に従ったら健康な人はいない。 「日本は先進国だがたばこ規制では遅れを取っている」しかし平均寿命は世界一。証拠はない。 タバコで肺がんが増えるのを統計で証明したのはナチスドイツの研究者。当時は同意がない人体実験は当たり前だった。 健康主義は強力なイデオロギー。宗教の代用品として使われている。不安を解消する宗教の代替品。
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表題に惹かれて読みました。 前半は小気味良く、読めたのですが、がんの章あたりから、違う人の文章になりました。 いわゆる無難な書き方に変わりました。 ナチスや大日本帝国とか話しを広げるのもいいけど、何故、これほどまでに健康を押し付けてくるのか書いて欲しかったかな? 健康診断の強...
表題に惹かれて読みました。 前半は小気味良く、読めたのですが、がんの章あたりから、違う人の文章になりました。 いわゆる無難な書き方に変わりました。 ナチスや大日本帝国とか話しを広げるのもいいけど、何故、これほどまでに健康を押し付けてくるのか書いて欲しかったかな? 健康診断の強制、メンタルヘルスの押し付け、喫煙者への差別、ひとりも逃さない。 この事だけでどれだけ仕事になるのだろう?
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【医学部図書館リクエスト購入図書】 ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆ http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BC01790574
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