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ないものねだりの君に光の花束を
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ないものねだりの君に光の花束を

汐見夏衛(著者)

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ないものねだりの君に光の花束を

1,320

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2020/06/18
JAN 9784041091340

ないものねだりの君に光の花束を

¥1,320

商品レビュー

4.1

22件のお客様レビュー

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2024/12/15

話がよく出来すぎだろうこれ…と途中思いながら読み進めたものの、終盤しっかりと物語の終わりに向かって進んでいっている感じが感じられ、心地よい読了へ向かうペースと読書感を味わえた。 主人公と脇役の関係については確かに…と大納得したというか腑に落ちた感覚。 背表紙にあった文章たちは、読...

話がよく出来すぎだろうこれ…と途中思いながら読み進めたものの、終盤しっかりと物語の終わりに向かって進んでいっている感じが感じられ、心地よい読了へ向かうペースと読書感を味わえた。 主人公と脇役の関係については確かに…と大納得したというか腑に落ちた感覚。 背表紙にあった文章たちは、読み始める前に読んでいたが、読み終えておお、これはそういうことだったのかとしっくり繋がった。 今年目標としていた100冊目の読了となったこの本、とても気持ち良い読了感で良かった。

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2024/09/28

誰かと比べて自分のマイナスを卑下し相手を羨む。相手の足らない部分を見つけ、自分のことを棚に上げて相手を批判する。 自分が見てる相手は一部だけなのに、分かった気になっている。 相手のことを全て知って理解する必要はないけれど、相手の立場に立ち少し考えることは必要ですね。

Posted by ブクログ

2024/09/21

 きょうは、郊外の図書館まで足を伸ばしてみた。 書架を眺めながらゆっくりと歩く。 ふと、この作者の本が読みたくなって棚を探して、一番下の段にあったこの本に手を伸ばした。 2020年6月発行だから、図書館に入れられてちょうど4年くらい経ったころかなぁと想像に耽る。  小口は少し薄黒...

 きょうは、郊外の図書館まで足を伸ばしてみた。 書架を眺めながらゆっくりと歩く。 ふと、この作者の本が読みたくなって棚を探して、一番下の段にあったこの本に手を伸ばした。 2020年6月発行だから、図書館に入れられてちょうど4年くらい経ったころかなぁと想像に耽る。  小口は少し薄黒くなっているものの本の形は崩れてはいない。この図書館は街中とは違って利用者が少なめなので、どの本も概ね綺麗だ。  それでも、4年間のうちに少女たちはこの本を手に取り、心躍らせながら、そしてラストでは清らかな涙を流しながら読んだのだろう。その時の想いや吐息が本の小口を繰った跡やページの中に残っているような気がする。  土曜日の昼下がりにしては静かな図書館の中で、棚の横に置かれたスツールに座って、棚の側面に寄りかかりながらページを開いていく。  青春そのものといったストーリーは、大人の私には少々くすぐったいが、それでもいつしか心はブレザーの制服を着ていた頃に戻っている。 バス通学したなぁとか、コバルト文庫読んだなぁとか、様々な思い出がよみがえってきて少し切なくなる。だいぶ本のストーリーと作者の語り口にやられてるな。  きょうは、雨が強く降って気温も少し下がった。気がつくと夕暮れる時刻も早くなっている。 もうそろそろ帰途に着かないと暗くなるなと思う。  読みさしのこの本は、読んできた子たちの想いをこぼさないように大切に持ち帰ろう。そして、我が家の暖かな灯りの下で少しおセンチになりながら続きを読ませてもらうことにしよう、と席を立った。  では、みなさま、良い連休を。

Posted by ブクログ