保健委員会といっしょに今日からできる予防のてびき みんなでふせごう！うつる病気

齋藤久美【監修】

• 販売会社／発売会社: 文研出版
• 発売年月日: 2019/12/01
• JAN: 9784580823983

商品レビュー

2020/02/12

コロナウイルスに世界中が震えがっている今日この頃、日本では、みんなが手洗いうがいマスクを実行したため、はやっていたインフルエンザが逆に下火になったとのことです。
いい機会なので、感染症について勉強しようと、わかりやすい子供向けの本を読みました。

けっこうさまざまな感染症があるものですね。今問題になっているウイルス感染のほかにも細菌、マイコプラズマ、カビ、アニサキスなど、色々な見えない病原体がいるのだと、改めて恐ろしくなります。

O157のフルネーム「腸管出血性大腸菌」がわかりませんでした。日本語になると、どんな病気かわかりやすくなります。
ほかにO26やO111が有名だとのこと。

子どもの頃、リンゴ病や三日ばしかで学校を休みましたが、どちらも効く薬はないのだそう。ただ休んでいるしかないんですね。

RSウイルス感染症は2歳までに一度はかかる病気。抵抗力の弱い赤ちゃんにとってつらい病気になります。

身体の水分が減ってくると、けいれんしたり、意識を失うと知りました。水分摂取は大事！
また、毒素はとことん体外に出してしまうべきで、自分で下痢止めや痛み止めの市販薬などを飲んではいけないとのこと。
これは気をつけなくてはなりません。

ほかに「学級閉鎖の時には、お菓子を食べすぎない、夜ふかしをしない」と書かれていました。
お菓子を食べすぎない？感染症とどんな関係が？
おそらく「栄養バランスをしっかり摂る」というところからきているのでしょう。
子供向けの微笑ましい内容構成も見られる、イラストメインのわかりやすい本です。