商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 竹書房 |
発売年月日 | 2020/05/28 |
JAN | 9784801922761 |
- 書籍
- 文庫
最後の竜殺し
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最後の竜殺し
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商品レビュー
3.6
5件のお客様レビュー
現代と魔法と最新技術と中世と、が入り混じった世界観の中、主人公が悩みつつも直情的に突き進み、そしてドタバタ劇が期待通りに起こって期待通りに解決されていく(犠牲は払うけど)様がとても良かった。それぞれのキャラ立ちもすごい…魔法使いや王だけでなく、一般の群衆のリアルさは、取り巻く出来...
現代と魔法と最新技術と中世と、が入り混じった世界観の中、主人公が悩みつつも直情的に突き進み、そしてドタバタ劇が期待通りに起こって期待通りに解決されていく(犠牲は払うけど)様がとても良かった。それぞれのキャラ立ちもすごい…魔法使いや王だけでなく、一般の群衆のリアルさは、取り巻く出来事がいちいち現実とつながっているように感じるからかもしれない。 続編もあるらしいので読みたい。
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魔法使いやドラゴン退治といったファンタジー(無から有を生み出す論理)でおなじみの設定が、じつは身も蓋もない資本主義(有限性の論理)の中にがっちりと組み込まれてしまっている、という独特の世界観。しかし、この落差を利用して資本主義の世界を徹底的に突き放して戯画化するほど振り切れている...
魔法使いやドラゴン退治といったファンタジー(無から有を生み出す論理)でおなじみの設定が、じつは身も蓋もない資本主義(有限性の論理)の中にがっちりと組み込まれてしまっている、という独特の世界観。しかし、この落差を利用して資本主義の世界を徹底的に突き放して戯画化するほど振り切れているわけでもなく、ファンタジーとしてもアイロニーとしても中途半端な代物になってしまっているような気がする。期待していたほど面白くなかった。「敵は竜ではなく資本主義!?」という表紙カバーのコピーが巧かったということなのかもしれない。カバーイラストの主人公ジェニファー・ストレンジの表情がいい。
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話の大筋は序盤のどんな物語なんだろうと思わせる所から中盤のどう転がるんだろうとなって最後のそうなるかーとなるところまでとても面白いと思ったけれど、全体としては好みに合わなかった。 国の名前が”アン”ユナイテッドキングダムとなってたりとか、英語文化圏で英語で読めたらまた違った感想...
話の大筋は序盤のどんな物語なんだろうと思わせる所から中盤のどう転がるんだろうとなって最後のそうなるかーとなるところまでとても面白いと思ったけれど、全体としては好みに合わなかった。 国の名前が”アン”ユナイテッドキングダムとなってたりとか、英語文化圏で英語で読めたらまた違った感想になるのかなって感じるものはあったけれど、中世的な話やらファンタジーやら商業主義やらが同時に存在するための調整はなくバラバラなまま混ぜ込まれてて他の場面と矛盾しませんかってなって、ノリと勢いだけで楽しめるweb小説としてならいいけれど一度読めば十分だなって。
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