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創造する都市を探る フィールド科学の入口
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 玉川大学出版部 |
発売年月日 | 2020/05/22 |
JAN | 9784472182082 |
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創造する都市を探る
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創造する都市を探る
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商品レビュー
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副題となっている「フィールド科学の入り口」のタイトルからも分かるように、フィールドワーク研究から価値創造を行う面白さが伝わる一冊。 佐々木先生による創造都市についてよくわかり 敷田麻美先生(以前は北海道大学におられたが)の「よそ者」の視点と立ち振る舞いに関する記述は、非常に面白い...
副題となっている「フィールド科学の入り口」のタイトルからも分かるように、フィールドワーク研究から価値創造を行う面白さが伝わる一冊。 佐々木先生による創造都市についてよくわかり 敷田麻美先生(以前は北海道大学におられたが)の「よそ者」の視点と立ち振る舞いに関する記述は、非常に面白い。
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青島刑事は「事件は、現場で起きている」と叫んだ。赤坂先生のフィールド科学シリーズは、10巻あり、この本は創造都市のフィールド科学を担っている。フィールド科学を「現場」科学と勝手に言い直す。つまり、「創造とは現場で起きている」のだ。 この本は、創造をフィールド・現場で探し出そうとし...
青島刑事は「事件は、現場で起きている」と叫んだ。赤坂先生のフィールド科学シリーズは、10巻あり、この本は創造都市のフィールド科学を担っている。フィールド科学を「現場」科学と勝手に言い直す。つまり、「創造とは現場で起きている」のだ。 この本は、創造をフィールド・現場で探し出そうとしている。面白いことは、その現場に入ることで、創造都市の研究者になっていくことだ。川井田祥子は、障害者と交流する中で、「自立とは何か」を考え始め、市民一人一人が創造的に働き、暮らし、活動する創造都市へ入り込んでいく。現場における創造性に、自らの生き方も研究者と目覚めさせ、織り込まれていく。敷田麻実は、マグロ船に乗って、現場の厳しさと大切さを知り、現場に行くと好奇心が旺盛で、質問せざるを得なくなり、フィールド科学にのめり込んで行くのである。 創造は、現場で起きているだけでなく、研究者さえも作るパワーを持っている。創造は、農村、鶴岡、神山、沖縄という現場で起こり、研究者は、その創造の評価とディレクションを与える。 佐々木教授と赤坂先生の対談が面白かった。財政学から、草の根民主主義に発展して、宮本先生の内発的発展に師事し、創造都市論に発展していく。一人の研究者の変容というかメタモルフォーゼ(変態)が読み取れることだ。今という時代と現場によって、研究者がメタモルフォーゼして行く様を、自分自身の言葉で、客観的に見ていることに興味を覚えた。佐々木教授が話を質問で問いかけること、を赤坂先生が「先生の悪い癖だね」というところに「いいね」した。この本は、誕生日に届き、一気に読み切った。私のいい誕生日プレゼントとなった。ありがとう。 クリエイティブエイジングのスタートとなった。
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