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仕事の未来 「ジョブ・オートメーション」の罠と「ギグ・エコノミー」の現実 講談社現代新書2569
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2020/04/15 |
JAN | 9784065199350 |
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仕事の未来
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商品レビュー
3.5
13件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
AIの発達で、AIの教師という新しい仕事が増えた。AIの影で働く人たちは女工哀史と大差がない。人間に残された仕事はクリエイティブなもの、とは限らない。 長い時間かけて熟考する複雑な仕事は今のAIにはできない。 AIはパターン認識。その裏にある意図は読み取れない。AIはデータの鏡。 ウーバーはタクシーと同じ。ギグエコノミーの代表。英国ではタクシーと戦っている。ウーバーは性的暴行事件が起きているが、0.0002%に過ぎないと主張。 ウーバーは創業時から赤字続き。人件費が赤字のもととなっている。「VCから集めたお金を補助金にして安いタクシーを運営しているにすぎない」自動運転の見通しがたたないため、株価が低迷。 ボストンダイナミクス社のヒト型ロボット「アトラス」は宙返りもできるが、ペットボトルを開けられない。ヒト型ロボット技術も実用化に時間がかかる。 amazonの倉庫従業員の手助けになるか。 コンビニは人による対応が勝る。Amazon Goはうまく行かない。 農業ロボットが収穫に使われている。課題は屋外使用に伴う天候変化への対応。 軍需産業への転用に注意が必要。 医者の誤診率は30%程度。ワトソンは救世主になるか。 ワトソンの診断と一致すれば、ワトソンは不要と見なされる。一致しなければ、信頼性が欠けると思われる。 人間がルールを決めている限りその人を超えられない。 開発途上国など人手が不足しているところでは評価は高い。 ニューラルネットワークの医学への応用。画像診断が向いている。 ワトソンも画像診断も人間が教える必要がある。 元のデータにプライバシー保護をしなくてもいいか。 医療用ニューラルネットワークは説明責任を果たせない。内部はブラックボックスだから。 amazonの再教育プログラムは、amazonの劣悪な作業環境による評判を覆そうとするため。しかし、人間がロボット化する、ような事態には変わりは無い。 スラックで交わされる会話の内容を分析して心理状態を探る仕組みも登場した。 Googleによると、チーム編成の方法と生産性には相関性がない。カギは心理的安全性があること、とわかった。失敗でもボーナスを与える。内部の自由な論争を奨励したが、巨大化するにつれて、セクハラ問題など問題が出るようになった。 amazonは互いに自由に批判することを重んじる。協調性はいらない。協調性は過大評価されている。持ち株のボーナスがあるため、希望者はたくさんいるが離職率は高い。 ベゾスのいうことはいつも正しい、という観念が強い。Fire Phoneは失敗したが、そこからAmazon Echoが生まれた。amazonは社内ダーウィン主義で熾烈な競争文化を育んだ。 コロナによるリモートワークでは、Appleでも通信回線の遅さに悩まされた。今では在宅よりもオフィスワークを指示する意見のほうが多い。 人は何のために働くのか。 イタリアでは若者の失業率が高い。公務員試験に殺到する。多くの若者が外国に職を求める。 日本では終身雇用制が曲がり角にきている。 人は人に認められ、人として尊重されるためい働く。生まれながらに居場所がある人はほんの少数。仕事を通じて、居場所を確保している。そんな働き方がAIに変われるか。
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内容としては、AIやテクノロジーの話よりもその背景となる企業の利益追求の課題という話。メリットばかりではないよ、というデメリット中心なので、そういう負の要素を知りたい人にはいいかも。 ただ、両論では書かれていないことと、警鐘ばかり鳴らしても、建設的なアプローチではないよなと個人的...
内容としては、AIやテクノロジーの話よりもその背景となる企業の利益追求の課題という話。メリットばかりではないよ、というデメリット中心なので、そういう負の要素を知りたい人にはいいかも。 ただ、両論では書かれていないことと、警鐘ばかり鳴らしても、建設的なアプローチではないよなと個人的には感じたので、これだけを読むはいかがなものかと。 シン・ニッポンのような本との違いは感じる。(あれもポジティブ寄りかもしれないけど)
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AIが発達した今後、世界的に仕事がどう変革するかを描いた一冊。 著者は日本の未来に希望的だが、実際のところは難しいのではないかと感じている。
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