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バッコスの信女 ホルスタインの雌
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バッコスの信女 ホルスタインの雌

市原佐都子(著者)

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バッコスの信女 ホルスタインの雌

2,420

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白水社
発売年月日 2020/04/13
JAN 9784560097724

バッコスの信女

¥2,420

商品レビュー

5

2件のお客様レビュー

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2024/11/03

2020年岸田賞作品。現代戯曲を色々読んできたが、ほんとうに、一際筆圧が強い作品だと感じた。一方で、その強すぎる言葉の並びに結構な嫌悪感を抱きながら読み進めた。これ、実際に観劇したら凄惨で泣いちゃうんじゃないかな……とも思う。 「バッコスの信女……」に出てくる身体が牛の獣人の話...

2020年岸田賞作品。現代戯曲を色々読んできたが、ほんとうに、一際筆圧が強い作品だと感じた。一方で、その強すぎる言葉の並びに結構な嫌悪感を抱きながら読み進めた。これ、実際に観劇したら凄惨で泣いちゃうんじゃないかな……とも思う。 「バッコスの信女……」に出てくる身体が牛の獣人の話(全然それだけじゃないんだけど)は、人の欲と動物の欲が混ざって境界が曖昧になる。通常とか異常とか何で定義されてるんでしょうね、ってのを尖った言葉で刺され続ける感じがした。もう一つの「妖精の問題」は特に第二部がもう……。普段僕が蓋をしてきた感情をバッと開けられて、ガン見されるような気持ちにさせられた。 正直読むのシンドかった笑。現代戯曲は抽象度が高く敢えてぼかして会話を進めてることで、何らかのテーマを浮き彫りにするような作品が多い中で、ものすごい言葉責めで読む充実感のある作品。凄い熱量。

Posted by ブクログ

2020/11/04

舞台で観た後に読む。男性には多分この発想はできない。表題作とともに、「妖精の問題」も想像を絶する。さらに、あとがきが、良い。

Posted by ブクログ

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