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ソロ ローツェ南壁 祥伝社文庫
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ソロ ローツェ南壁 祥伝社文庫

笹本稜平(著者)

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ソロ ローツェ南壁 祥伝社文庫

957

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 祥伝社
発売年月日 2020/04/15
JAN 9784396346157

ソロ ローツェ南壁

¥957

商品レビュー

3.8

9件のお客様レビュー

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2024/03/13

そうか、笹本稜平は亡くなっていたのか。 この人の男性と女性の会話の感じが少し苦手なのだ。そもそもすべての会話がなんというか不自然というか前時代的な感がある。とはいえ山岳本は好きなので読んでしまうのだが。

Posted by ブクログ

2023/12/15

ソロで数々の難壁を初登頂してきた奈良原和志が、伝説的登山家の初登頂に疑惑を持たれた最難関のローツェ南壁に挑む本格山岳小説。 山岳冒険小説や山岳警察小説といった山を舞台にした小説は数多あるが、登攀自体にここまで的を絞った山岳小説は稀であろう。 ローツェ南壁登攀の前哨戦として、先輩ア...

ソロで数々の難壁を初登頂してきた奈良原和志が、伝説的登山家の初登頂に疑惑を持たれた最難関のローツェ南壁に挑む本格山岳小説。 山岳冒険小説や山岳警察小説といった山を舞台にした小説は数多あるが、登攀自体にここまで的を絞った山岳小説は稀であろう。 ローツェ南壁登攀の前哨戦として、先輩アルピニストの磯村とともに挑むローツェ・シャール縦走もリアル感がタップリ迫力のある描写で、著者もこのコースを経験したのだろうかとの思いがよぎる。 「単なる功名心や征服欲のためではなく、素直で謙虚な心で山と戯れる人びとが増えてくれば、人類はそれだけ豊かになるはずだ」との和志の思いは、作者の思いでもあるだろう。 「大事なのは心の中の真実ですよ。・・・必要なのは、自分が信じることができる真実なんだと思います」は、登攀ばかりでなく全ての事柄に当てはまる言葉。 3部作シリーズだそうで、残りもいつか読んでみたい。

Posted by ブクログ

2023/12/04

ヒマラヤ、バルンツェの氷壁をソロで踏破した奈良原和志は一匹狼のアルピニストだった。仲間であり師である磯村に迎えられ、下山してからヒマラヤの登山記録を編纂しているエリザベス・ホーリーのインタビューを受けた。 大人数でチームを組み、大量の酸素ボンベや器材を活用して登る極地法が一般的な...

ヒマラヤ、バルンツェの氷壁をソロで踏破した奈良原和志は一匹狼のアルピニストだった。仲間であり師である磯村に迎えられ、下山してからヒマラヤの登山記録を編纂しているエリザベス・ホーリーのインタビューを受けた。 大人数でチームを組み、大量の酸素ボンベや器材を活用して登る極地法が一般的な登山のイメージだが近頃は高山病のリスクを避けるため軽装で短時間での登坂と下山を目指すアルパインスタイルが主流と成りつつある。 他人と関わることを苦手とする和志としてはバディのスキルや判断決心の容易さから単独でのアルパインスタイルが性に合っており、合理的だった。 和志の夢である、世界第4位の高さでありながら実質高低差が3200mにも及ぶローツェ南壁の初単独登攀を実現するために、磯村からノースリッジ社の支援を受けることを提案された。1人の方が気が楽、孤独の中での集中力が最もパフォーマンスが発揮できるといった考えは次第に薄まり、周囲の期待を受け、仲間の支援があることが集中のための要素と思うようになってきた。 ノースリッジ社の担当の広川友梨、社長の山際、そしてローツェ南壁単独初登攀を疑惑ながらも打ち立てた先人トモ・チェセンを味方に付けローツェ南壁に和志は挑む。

Posted by ブクログ

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