商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2020/04/14 |
JAN | 9784334790158 |
- 書籍
- 文庫
大名
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大名
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
相変わらず面白い、鬼役もあっという間に29巻目。 結構むごい描写が多くてこれは怒り心頭なのも理解できる まぁお役目暗殺で成敗するんだけど。 莫迦殿ってカタカナじゃなく漢字で書かれていたのを久々見た しかし鬼役、全く終わる気配もない。
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第二九弾 隣に集められた偽りの家族、背後の大悪を討ち果たすが自身は鉄砲傷を、そして将軍の実子の悪辣なふるまい 二話構成
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2話からなる。 「隣は何をする人ぞ」 蔵人介の隣に引越してきた挑燈奉行の家族が、少し奇妙な行動に、不審を覚える。 息子は、お腹を空かせて、かっぱらいをするし、その母親は、夜中に家を抜け出す・・・・ そして、その主 中村平九郎は、禄も少ないのに、蔵人介宅へ、挨拶の品も高価な練り羊羹...
2話からなる。 「隣は何をする人ぞ」 蔵人介の隣に引越してきた挑燈奉行の家族が、少し奇妙な行動に、不審を覚える。 息子は、お腹を空かせて、かっぱらいをするし、その母親は、夜中に家を抜け出す・・・・ そして、その主 中村平九郎は、禄も少ないのに、蔵人介宅へ、挨拶の品も高価な練り羊羹に百川の乾板を持参。 それは、蔵人介が3年前に成敗した蔵奉行の家の者であった。 隣は、仮の家族あったが、子供は素直な子であり、偽の家族であるのにも関わらず、本当の家族になりたい思いがひしひしと・・・ しかし、蔵人介が、短筒で撃たれるとは、そして、平九郎に助けてもらうとは・・・ 鬼役の小説でも、何か、救われた気がする話であり、疑似家族であった者たちが、本当の家族になったらよいのにと、思った内容であった。 「情として忍び難し」 19歳の松平左近衛少斉宣は、暗愚な人物であるのだが、松平家の血筋であるために、直訴しようが、駕籠訴しようが、残虐に扱われて死するだけであった。 如心尼からの蔵人介は、密命を受ける。 上様の弟である斉民からの願いを聞き入れるのだが、それは、同じ血を分けた兄弟の弟を断命することである。 その斉宣の祖父 明楽は、志乃の古き知り合いでもあったのだが、・・・ 明楽と斉宣を討ち果たす。 泉岳寺の境内で、心が通じた草加部角馬も 明石藩の者たちと同じ墓に入るとの住職から 蔵人介は、聞いて、少し心が、安らぐ思いであった。 最初から、話の本題に入る前に、質屋の骨董から、、、始まるのだが、2話の話も童子切安綱の名刀など、、、、いろんな話題と知識が必要とされていて、興味深かった。 我 母方の先祖も備前長船の名刀で、柄の部分に竹に虎の細工の金物が付いていたと、聞かされていたのだが、 空襲に遭って、陣笠や槍、鎧兜迄、燃えてしまったそうだけど、それ迄、興味がなかったのに、時代小説を読みながら、骨董品のなど、少しづつ気になるようになった。 最初の家族は、本当に、良き家族になって欲しいと、小説なのに、願ってしまった。 今のご時世、1歳にもならない子供に虐待する親も居る事に腹立ちを感じるニュースを見て悲しく思う。 鬼役も、志乃さんの古きお茶のみの友人達が、上から、下からの板挟みの様な感じで、亡くなっていく様も悲しい感じがするのだけど、これも 武士の矜持なのだろうか?
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