カットバック 警視庁FC Ⅱ 講談社ノベルス

今野敏(著者)

• 販売会社／発売会社: 講談社
• 発売年月日: 2020/04/08
• JAN: 9784065191651

商品レビュー

2021/05/21

今野敏さん久しぶり。そろそろハードな刑事物をと思ったのにFC班（＝映画の撮影を仕切る班、色々あるんやなぁ）の物語。おまけに主役が鋭いけれど軟弱野郎、周りのキャラは立ってて、今野さんのお馴染みキャラも出てきたらしいけど、覚えてないわ(^_^;

2021/02/24

シリーズ2作目。大森署管内を舞台にした物語で、隠蔽捜査シリーズで登場した戸高の活躍がおもしろい。大森署署長は竜崎の後任のキャリア女警に代わってしまっていますが、優秀な前任署長の存在をにおわせる記述もあり隠蔽捜査ファンは思わずニヤリとしてしまう一幕も。

事件そのものはFC班が関わる映画撮影で起きた殺人を捜査するお話し。主人公・楠木が捜査本部に参加し捜査にあたるものの、ほぼほぼロケ現場を中心に捜査が進むため、あまり動きがないのが少々物足りないところでしょうか。

冒頭記載の通り、戸高の活躍見たさで最後まで読み切った感じです。星3つ。

2020/05/17

FCとは、そういう意味だったのか…。シリーズ二作目から読んだけど、問題なく楽しめました。戸高さんいいな。でも、楠木さんがとても良かったです。割と適当、そこそこ適当、仕事あまりしたくない、忙しいの嫌。でも勘は良い。殺人の動機としてはちょい弱いかな、と思ったけど楽しかったです。