商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2020/04/03 |
JAN | 9784087754506 |
- 書籍
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雪と心臓
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雪と心臓
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商品レビュー
2.7
11件のお客様レビュー
優秀ではあるものの乱暴で型破りな帆名と、何事も平均的な勇帆の双子の姉弟の物語。主に勇帆視点での少年の成長物語かな、という印象なのですが、これが冒頭のとある事件にどう繋がってくるのか……。 最初は事件のことが気になっていたけれど、読み進むうちに忘れました(笑)。それくらい双子の物語...
優秀ではあるものの乱暴で型破りな帆名と、何事も平均的な勇帆の双子の姉弟の物語。主に勇帆視点での少年の成長物語かな、という印象なのですが、これが冒頭のとある事件にどう繋がってくるのか……。 最初は事件のことが気になっていたけれど、読み進むうちに忘れました(笑)。それくらい双子の物語が魅力的なのです。帆名がもう凄いったら。反抗的で憎たらしいし小賢しいし乱暴だし、だけれど真っ直ぐでとても好感の持てるキャラクターなのですが。しかしこんな人が双子の片割れだったとしたら……勇帆の気持ちは分からないでもないなあ。帆名のせいで迷惑をこうむることも嫌だし、自分にあんな生き方はできない、と憧れると同時に疎ましくもなりそうです。だけれど彼らがお互いを思いやっている箇所がそこここで感じられて、温かい気持ちになりました。 この二人の成長をずっと見守っていきたい心境だったのですが。まさかこんなことに……しかしそれが冒頭の事件へと繋がり、あの人の行動の意味がわかった時。どうしようもなくじーんとさせられます。どこまでも素敵な物語でした。
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※このレビューにはネタバレを含みます
冒頭と結末が余計という珍しい小説です。男女の双子が成長していく中間部はなかなか楽しく、小学校から高校卒業まで飽きることなく読めます。 しかし無理やり謎を作ろうとしたことによって全体のバランスが崩れてしまい、結局何を書きたかったんかさっぱり分からんという事になってしまいました。題名も全然話の内容を表していないし。 いいもの書ける可能性は感じるので、もうちょい修行して欲しいし、編集者もしっかり育てて頂きたい。
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クリスマスの夜。 百キロ以上のスピードで暴走する車を、二台のパトカーが猛追していた。 時は二時間ほど前に遡る。 その男は、偶然、火事の現場に遭遇する。 家の外で助けを求める母親。 二階の窓からは、泣き叫ぶ娘の姿が見える。 男はこの状況に運命を感じていた。 男が取った行動は、誰も...
クリスマスの夜。 百キロ以上のスピードで暴走する車を、二台のパトカーが猛追していた。 時は二時間ほど前に遡る。 その男は、偶然、火事の現場に遭遇する。 家の外で助けを求める母親。 二階の窓からは、泣き叫ぶ娘の姿が見える。 男はこの状況に運命を感じていた。 男が取った行動は、誰も予想しないものだった。 燃え盛る家の中へと飛び込んでいったのだ。 それから五分足らずで、男は家から出てきた。 胸には十歳の少女をしっかりと抱きかかえている。 周囲から、歓喜の声がこぼれる。 しかし、男が次にとった行動に周囲は唖然とした。 男は少女を母親に手渡さず、車に乗せてそのまま逃走したのだ。 (アマゾンより引用) 双子のお姉さん、めっちゃ腹立つな
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