商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | かもがわ出版 |
発売年月日 | 2020/03/27 |
JAN | 9784780310474 |
- 書籍
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告白
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商品レビュー
4.5
3件のお客様レビュー
開拓団のことを全然わかってなかったが、様々な犠牲と苦労を感じることができた。 NHKのテレビ放送は観ていないが伝わるものはたくさんあった。 現在のお孫さんたちとの写真が今の幸せな空気を感じさせてくれた。
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2017年8月、NHK ETV特集で放送された「告白~満蒙開拓団の女たち~」を整理し、証言なども追加し、出版されました。 第2次世界大戦前、日本政府が進めた満蒙開拓政策により、岐阜県加茂郡黒川村(現・白川町黒川)を中心に役650名が、旧満州(中国東北部)吉林省陶頼昭に入植しました...
2017年8月、NHK ETV特集で放送された「告白~満蒙開拓団の女たち~」を整理し、証言なども追加し、出版されました。 第2次世界大戦前、日本政府が進めた満蒙開拓政策により、岐阜県加茂郡黒川村(現・白川町黒川)を中心に役650名が、旧満州(中国東北部)吉林省陶頼昭に入植しました。敗戦後、現地の人々による襲撃や食糧不足の中、生き延びるために、侵攻してきたソ連軍将校に開拓団の護衛と食料調達を依頼。その見返りとして、開拓団の未婚女性15人が「性の接待」をするという約束がなされました。近隣の開拓団の集団自決が相次ぐ中、「接待」により、およそ450人が帰国を果たします。しかし、帰国後の住宅や生活、仕事に苦心し、また言われなき差別を受け、沈黙してきた帰国者達。事件から70年が経ち、過去の記憶に苦しめられ続けた乙女達が被害の実態を語ります。被害を受けた「乙女の碑」の一説より「傷つき帰る 小鳥(娘)たち 羽根(心)を休める 場所もなく 冷たき眼 身に受けて 夜空に祈る 幸せを」。
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2017年にNHKで放送されたドキュメンタリーを書籍化したもの。放送時から追加された内容もある。岐阜・黒川から満州へ渡った開拓団は、敗戦にともない帰国する際にソ連兵に開拓団の護衛を依頼、その見返りとして未婚女性による性の「接待」を提供していた。帰国後も引揚者のとくに女性に対する偏...
2017年にNHKで放送されたドキュメンタリーを書籍化したもの。放送時から追加された内容もある。岐阜・黒川から満州へ渡った開拓団は、敗戦にともない帰国する際にソ連兵に開拓団の護衛を依頼、その見返りとして未婚女性による性の「接待」を提供していた。帰国後も引揚者のとくに女性に対する偏見や差別があり、その「接待」は長らく公言されることはなかった。2013年になってようやく、当事者の女性がその事実を告白。話せないこと、聞かれないことによって、長い間おそらくPTSDの症状に苦しんできた女性もいる。各国で旧日本軍「慰安婦」にされた女性たちが1990年代から声をあげ続けてきた一方で、加害国という状況の違いはあるにせよ、日本の戦時性暴力被害に遭われた方々が今までカムアウトできなかったことの深刻さは真剣に考えられるべきだと思う。
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