相続税の税務調査を完璧に切り抜ける方法 改訂ニ版

服部誠(著者)

• 販売会社／発売会社: 幻冬舎メディアコンサルティング/幻冬舎
• 発売年月日: 2020/03/16
• JAN: 9784344927704

商品レビュー

2024/09/06

相続に強い、信頼できる税理士を味方につける。
財産はもちろん、相続に関わると思われること全てを包み隠さず話す。

・税務調査時の質問「除外」は
「相続税を軽減するために故意に申告しなかった」を意味しているので注意が必要

★【特に気を付けたい名義預金につながる質問】
相続人である妻から聞き出したい事
・じぶんの親の財産相続の有無
・亡き夫からの贈与の有無
・妻自身の収入の有無
「そういうものは私にはなかった」という言葉を引き出したい
↓
親から結構な財産を相続した
独身時代の貯金を高金利の時代に複利で運用した

・税務調査時は録音する
自分が立ち会っていれば【記録】

・手帳、アドレス帳、日記 は見せない

★配偶者の税額軽減の特例
配偶者自身の法定相続分と１億6000万円とのいずれか多い金額間では相続税は掛からない

・調査官から「署名捺印」を求まられても絶対に応じない
「これは任意の文書ですね。サインしなければならない法律はないのでできません」

調査官が課税する根拠が乏しかったり、隠ぺいした事実の証明が難しい時に求められる
納税者自身に不正をした事を認めさせて文章にしておき後日のトラブル防止に使う

・連年贈与に注意
「確かにその様な贈与はありました。しかしそれはその時その時に全て完結した贈与であり、連年贈与ではありません。もし連年贈与と言うのであれはそれを税務署さんの保田立証して下さい」
税務署が連年贈与と認定する為には連年贈与である事を税務署側が立証しなければならない。→税務署側も非常に難しい

2020/06/27

自分に当てはまるわけではないが、相続に関しては今後のために知っておく必要があるため購入。
税務署、国税局の動きと想定質問が良く理解でき、対策も書いてくれている。
ただ自分には該当しないため、こういう状況に遭遇する人もいるのかという風に読むと、税金に対して理解を深めたくなるきっかけになる本。
自分の子供や孫への対処法考察としても有効かもしれません。