商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2020/03/06 |
JAN | 9784120052828 |
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商品レビュー
3.8
20件のお客様レビュー
東日本大震災の後、再度東北を地震と津波が襲った。 その際の死者はわずかに6人。それを契機に東北は日本からの独立を宣言する。 3年の鎖国を経ていよいよ開国を目前にした東北国は、まず報道関係者を招待した。 そこには東北国の成立や、震災の死者が少なかったことに疑問を持つ人間がいた。 ...
東日本大震災の後、再度東北を地震と津波が襲った。 その際の死者はわずかに6人。それを契機に東北は日本からの独立を宣言する。 3年の鎖国を経ていよいよ開国を目前にした東北国は、まず報道関係者を招待した。 そこには東北国の成立や、震災の死者が少なかったことに疑問を持つ人間がいた。 いやー、なんとも話が大きくて、すごかった。 東北国の仕組み、理想的な国家だなあと思ったけど、実際にやろうと思うと難しいのかな。 どんな風に物語が終わりを迎えるのかどきどきしながら読み進めたけど、終わり方だけちょっと不完全燃焼だったな。
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序盤、震災にあった人々が救助されるシーンが続く。一人一人に焦点があり、ここでの登場人物は後々重要な証言者となっていく。 一人一人の話が進むにつれて、「なぜこんなにも自衛隊が展開できたのか?」が大きくなっていく。 こんなに早く対応できるのはおかしい。と思いつつ中盤へ。 気が付くと東北は東北国として独立していた。 鎖国政策がされていたが、開国に当たり事前取材ができることとなる。日本国のジャーナリストが乗り込み、さまざまな疑惑を取材で明らかしていく。 自衛隊がすぐに対応できたことについて、一瞬いやいやいや、無理っしょ!って思ったけど、3.11大震災時の活動について記述を読んで・・・あり得るかも!ってなった。 震災について知らないことが多いいなと。 社会主義、自己責任、汚染地域への企業誘致など刺激的な内容だった。この本をきっかけに多くのことが学べそうだと思った。 人に薦められる? うん、薦められる。 純子はダメだけど。
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たぶん、後輩に薦められていた本。 東北の震災を絡めたフィクション。 SFっぽいところもあるし、いろんな登場人物たちが話を紡いでいくようなところもあるお話。
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