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東京、はじまる
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東京、はじまる

門井慶喜(著者)

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東京、はじまる

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2020/02/24
JAN 9784163911717

東京、はじまる

¥1,980

商品レビュー

3.8

49件のお客様レビュー

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2024/08/14

東京駅の建築で有名な辰野金吾の一代記。 読書リハビリ中に読むには面白いんだけど、ちょっと重かったかな……!という印象。スケールが大きいので若干想像しにくかったのもあるかも。 私はもう少し家族の話を掘り下げてほしかった。奥さん絶対大変だったでしょ。 ただ、実際の建築見に行きたいな〜...

東京駅の建築で有名な辰野金吾の一代記。 読書リハビリ中に読むには面白いんだけど、ちょっと重かったかな……!という印象。スケールが大きいので若干想像しにくかったのもあるかも。 私はもう少し家族の話を掘り下げてほしかった。奥さん絶対大変だったでしょ。 ただ、実際の建築見に行きたいな〜〜とは思った。

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2023/10/01

ストーリーはいつもの門井作品と同様にスラスラと読めましたし、面白かったと思います。 では、なぜ★が2つかといいますと、女性の描写があまりにも雑すぎます。 特に幼い娘の須磨子に対して「売名行為か」という表現があまりにもキツすぎるし、どういう意味でこの言葉を使ったのか理解ができません...

ストーリーはいつもの門井作品と同様にスラスラと読めましたし、面白かったと思います。 では、なぜ★が2つかといいますと、女性の描写があまりにも雑すぎます。 特に幼い娘の須磨子に対して「売名行為か」という表現があまりにもキツすぎるし、どういう意味でこの言葉を使ったのか理解ができませんでした。

Posted by ブクログ

2023/08/27

「なんで建築に芸術性が必要なんですか?」松井清足が辰野金吾に放つ。なるほどねぇ。明治大正のバロックやルネッサンス建築も、半世紀ほどで過去の遺物と捉えられていく。都市としての「効率」の時代へ。もとめられるのは様式だの装飾だのではなく、空間効率の時代を迎える。高層ビルディング。現代で...

「なんで建築に芸術性が必要なんですか?」松井清足が辰野金吾に放つ。なるほどねぇ。明治大正のバロックやルネッサンス建築も、半世紀ほどで過去の遺物と捉えられていく。都市としての「効率」の時代へ。もとめられるのは様式だの装飾だのではなく、空間効率の時代を迎える。高層ビルディング。現代では、松井の予告どおりに容れ物として大容量の箱ビルが林立する。もっとも、歴史を慈しみかつての建物も文化財として保存される。東京駅の丸の内口駅舎も、10年ほど前に復原されたっけ。建築史を学ばせて頂いた。金吾の最期での家族紹介は長すぎ。

Posted by ブクログ

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