商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2020/02/24 |
JAN | 9784163911717 |
- 書籍
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東京、はじまる
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東京、はじまる
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商品レビュー
3.8
49件のお客様レビュー
東京駅の建築で有名な辰野金吾の一代記。 読書リハビリ中に読むには面白いんだけど、ちょっと重かったかな……!という印象。スケールが大きいので若干想像しにくかったのもあるかも。 私はもう少し家族の話を掘り下げてほしかった。奥さん絶対大変だったでしょ。 ただ、実際の建築見に行きたいな〜...
東京駅の建築で有名な辰野金吾の一代記。 読書リハビリ中に読むには面白いんだけど、ちょっと重かったかな……!という印象。スケールが大きいので若干想像しにくかったのもあるかも。 私はもう少し家族の話を掘り下げてほしかった。奥さん絶対大変だったでしょ。 ただ、実際の建築見に行きたいな〜〜とは思った。
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ストーリーはいつもの門井作品と同様にスラスラと読めましたし、面白かったと思います。 では、なぜ★が2つかといいますと、女性の描写があまりにも雑すぎます。 特に幼い娘の須磨子に対して「売名行為か」という表現があまりにもキツすぎるし、どういう意味でこの言葉を使ったのか理解ができません...
ストーリーはいつもの門井作品と同様にスラスラと読めましたし、面白かったと思います。 では、なぜ★が2つかといいますと、女性の描写があまりにも雑すぎます。 特に幼い娘の須磨子に対して「売名行為か」という表現があまりにもキツすぎるし、どういう意味でこの言葉を使ったのか理解ができませんでした。
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「なんで建築に芸術性が必要なんですか?」松井清足が辰野金吾に放つ。なるほどねぇ。明治大正のバロックやルネッサンス建築も、半世紀ほどで過去の遺物と捉えられていく。都市としての「効率」の時代へ。もとめられるのは様式だの装飾だのではなく、空間効率の時代を迎える。高層ビルディング。現代で...
「なんで建築に芸術性が必要なんですか?」松井清足が辰野金吾に放つ。なるほどねぇ。明治大正のバロックやルネッサンス建築も、半世紀ほどで過去の遺物と捉えられていく。都市としての「効率」の時代へ。もとめられるのは様式だの装飾だのではなく、空間効率の時代を迎える。高層ビルディング。現代では、松井の予告どおりに容れ物として大容量の箱ビルが林立する。もっとも、歴史を慈しみかつての建物も文化財として保存される。東京駅の丸の内口駅舎も、10年ほど前に復原されたっけ。建築史を学ばせて頂いた。金吾の最期での家族紹介は長すぎ。
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