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兵士たちの戦後史 戦後日本社会を支えた人びと
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兵士たちの戦後史 戦後日本社会を支えた人びと

吉田裕(著者)

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兵士たちの戦後史 戦後日本社会を支えた人びと

1,804

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2020/02/16
JAN 9784006004163

兵士たちの戦後史

¥1,804

商品レビュー

4

3件のお客様レビュー

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2024/06/11

ブクログレビューは、基本的に読み終わった本を入れているけれど・・・ 今回は特別。 図書館の本なので、返却期限は迫るものの 全然進まない。 あまりに示唆に富み、付箋を付けたり、ちょこちょこ調べたりしているからで・・・ いずれは自分の本を手元に置かなきゃダメね、ということで収納。 ...

ブクログレビューは、基本的に読み終わった本を入れているけれど・・・ 今回は特別。 図書館の本なので、返却期限は迫るものの 全然進まない。 あまりに示唆に富み、付箋を付けたり、ちょこちょこ調べたりしているからで・・・ いずれは自分の本を手元に置かなきゃダメね、ということで収納。 朝ドラ「虎に翼」の時代を証左してくれる一冊。 そんな視点もあったのか戸驚かされてばかり。

Posted by ブクログ

2020/08/21

ぼくは吉田さんの本はけっこう読んできたつもりだが、こんな本があることは知らなかった。しかも、娘に読んでほしいと呼びかける「あとがき」によれば、本書は吉田さんの半生記でもあるらしい。ただ、ぼくには本書は兵士の戦後史を描いた出色の本ではあるが、かれの半生記とは思えなかった。本書は戦後...

ぼくは吉田さんの本はけっこう読んできたつもりだが、こんな本があることは知らなかった。しかも、娘に読んでほしいと呼びかける「あとがき」によれば、本書は吉田さんの半生記でもあるらしい。ただ、ぼくには本書は兵士の戦後史を描いた出色の本ではあるが、かれの半生記とは思えなかった。本書は戦後の戦友会等の会誌(それはほとんど非売品である)を丹念に読み、その中に、兵士たちの心の葛藤、変化を読み取ろうとしたものである。戦友会の会誌は、当初は上官たちの支配のもとにあったようだが、それがだんだん一般兵士にまで降りていき、兵士たちがあの戦争をどう捉えたか、現実の戦場はどうであったかを語るようになった。もちろん、軍隊でひどい目にあった兵士たちはそこに加わること自体拒否した。そんな人たちも多かっただろう。また、戦場の真実を語ることが、仲間や遺族たちに与える影響を考え、口をつぐむ兵士たちも多かった。戦争のとらえ方にしても、それを侵略戦争ととらえ、中国の人々にお詫びしたいと思う人たちが現れてくるのもあとの方である。軍人恩給など、戦後においても差別が存在したこと等、本書が訴えかけているものは多い。

Posted by ブクログ

2020/04/25

亡き祖母の部屋には戦死した伯父の遺影が飾られていたが、あまり関心を持つこともないうちに、当時を知る血縁者は皆いなくなってしまった。戦争を生き延びた人間がそれぞれの思いを抱えて、どのように戦後を生きていったのか、歴史経過を辿る叙述の中から具体像が浮かび上がってくる。

Posted by ブクログ

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