商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | PHPエディターズ・グループ/PHP研究所 |
発売年月日 | 2020/02/14 |
JAN | 9784569846576 |
- 書籍
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母がはじまった コミックエッセイ
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母がはじまった コミックエッセイ
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商品レビュー
4
5件のお客様レビュー
この数年で、育児界隈で大きく変わったこと。 それは、「育児がつらい」「子どもがかわいくない」などを、声に出してもいいんだという風潮になったことだと思う。 こういう気持ち(産後のホルモンバランスが原因だったりもする)は、むかしから絶対にあったはずなのに、私が育児真っ最中だった20年...
この数年で、育児界隈で大きく変わったこと。 それは、「育児がつらい」「子どもがかわいくない」などを、声に出してもいいんだという風潮になったことだと思う。 こういう気持ち(産後のホルモンバランスが原因だったりもする)は、むかしから絶対にあったはずなのに、私が育児真っ最中だった20年くらい前は、それをおおっぴらに言うことは、暗黙のうちでタブーとされていたように思う。 だから、当時の私は自分の気持ちにびっくりした。 出産直後、「子どもが可愛い!!」という爆発的な喜びがやってくると思っていたのに、実際に感じたのは「これから、この子をきちんと育てていけるのだろうか」という絶望にも似た不安。 誰にも、たとえ家族にも打ち明けられなかった。 この本に書いてあるのは、当時の私の気持ちにとっても近くて、20年以上経った今でも、なんだかとても安心できた。 今時は、SNSで悩みを共有したり、多様性が受け入れられる世の中になったり、ネガティブな感情の行き場があっていいなぁと思う。 こういう本が出ることも、とてもうれしい。 そんなマイナス気分からスタートした私の育児だが、子どもたちも成人したいま、とてもとても楽しかったといえる。 というか、現在進行形で、子どもはどんどんかわいくなっている。 大人になった自分の子ども、というのは、自分の相棒でもあり、親友でもある、不思議な存在。 私も、親になったから経験できたことがたくさんあり、感謝している。 ただ、あのときのネガティブな感情を「喉元過ぎれば熱さ忘れる」といった感じで、なかったことにはしたくない。 無責任に「育児って、楽しいよ~」とは絶対に言えない。 あのときがあっての今なのだ、と折に触れ考える。
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出産時に感じた戸惑いや不安などのマイナスな気持ちを汲んでくれる本です。初めての子育てに戸惑っている人にオススメです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ちょっとほっこりしたいときに読むのにぴったりで、共感して、うるっとする本。 今息子は9ヶ月ですが、産まれたてのかよわい命を抱えて、母になるというプレッシャーと責任の大きさに戸惑っていたころのことを懐かしく、そして愛おしく思い出した。 実母への思いも共感。産後すぐ手伝いに来てくれた母が息子を通して私が幼かった頃のことを思い出し、うれしそうに話してくれることがしょっちゅうあり、沢山の愛を注いで育ててくれたことにただただ感謝。母はいつまでも母で、母の前では子どもはいつまでも子ども。
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