商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2020/02/11 |
JAN | 9784575523126 |
- 書籍
- 文庫
前略、旅の途中です。
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
前略、旅の途中です。
¥682
在庫なし
商品レビュー
3.7
3件のお客様レビュー
バッセンの著者の読むのは2冊目。これは6編からなる短編集。全編、話には入って行きやすかったが、面白かったのは2編目と6編目。 バッセンもそうだったけど、何かですごいやつは全然出てこない、本当に等身大の話。でも、今思い返せばそんなに思い出せないから、あの頃、中坊時代も高校時代も、も...
バッセンの著者の読むのは2冊目。これは6編からなる短編集。全編、話には入って行きやすかったが、面白かったのは2編目と6編目。 バッセンもそうだったけど、何かですごいやつは全然出てこない、本当に等身大の話。でも、今思い返せばそんなに思い出せないから、あの頃、中坊時代も高校時代も、もっと真剣に毎日を、毎分毎秒を過ごせれば良かったなと、何故だかそういうことを考えさせるような話だった。
Posted by
建設現場の近くを通るとき、そこで働く人を見かけると、なぜかそれだけで泣きそうになることがあります。本作はその理由を教えてくれたような気がします。 三羽さんのデビュー作であり、私が彼にハマったきっかけでもある『太陽がイッパイいっぱい』と同じような現場から始まり、前章までの登場人物...
建設現場の近くを通るとき、そこで働く人を見かけると、なぜかそれだけで泣きそうになることがあります。本作はその理由を教えてくれたような気がします。 三羽さんのデビュー作であり、私が彼にハマったきっかけでもある『太陽がイッパイいっぱい』と同じような現場から始まり、前章までの登場人物がカメオ的に出演する連作短編集。気になっていた人のその後がちらりと見え隠れ。 皆に薦めたくなるほどのインパクトはないけれど、心に焼きつけたい台詞がいっぱいある。「ちゃんと間違って、ちゃんと狂って、ちゃんと失敗しろ、馬鹿野郎」。その通り。
Posted by
世の中の本流でもなく、かといって独特な個性を持つ訳でもない。人生の道を遠回りしてるけど、止まることなく歩き続ける人々を描く連作短編集。 青春時代の時も大人になってからも、俗に言う主役タイプはほんのひと握りの人たちである。大多数は本作に登場する人物たちの如く、社会の傍らで生活してい...
世の中の本流でもなく、かといって独特な個性を持つ訳でもない。人生の道を遠回りしてるけど、止まることなく歩き続ける人々を描く連作短編集。 青春時代の時も大人になってからも、俗に言う主役タイプはほんのひと握りの人たちである。大多数は本作に登場する人物たちの如く、社会の傍らで生活している。共感必至なことは勿論、あえてこの道を生きる彼らが勇気を与えてくれる。
Posted by