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おとなりの晴明さん(第六集) 陰陽師は狐の花嫁を守る メディアワークス文庫
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おとなりの晴明さん(第六集) 陰陽師は狐の花嫁を守る メディアワークス文庫

仲町六絵(著者)

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おとなりの晴明さん(第六集) 陰陽師は狐の花嫁を守る メディアワークス文庫

671

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2020/02/22
JAN 9784049130874

おとなりの晴明さん(第六集)

¥671

商品レビュー

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2024/08/31

「狐の花嫁」 巡礼中に不調を感じつつも。 結婚前の験担ぎと参加したというのに、二人揃って同じ症状が出たら今後のことが不安になってしまうだろうな。 「青龍は春に踊る」 抱かれていた赤子の正体は。 弟子として学ぶ日々も重要なことではあるが、それだけでは食っていけないだろうから進む道...

「狐の花嫁」 巡礼中に不調を感じつつも。 結婚前の験担ぎと参加したというのに、二人揃って同じ症状が出たら今後のことが不安になってしまうだろうな。 「青龍は春に踊る」 抱かれていた赤子の正体は。 弟子として学ぶ日々も重要なことではあるが、それだけでは食っていけないだろうから進む道は決めなければな。 「子守唄の生まれる場所」 新たな親となりしものたち。 都合上仕方ないと言えばそれまでだが、どれだけ急ぎだったとしても最低限の手順を踏んでからすべきことだろ。 「和歌の神様と曲水の宴」 恋する歌人は詩が読めない。 心の中が常に穏やかではなく掻き乱されているからこそ、集中することが出来ず言葉が上手く浮かばないのだろ。 「屋敷神の独り言」 再び守神として宿った後に。 幼い頃に見えた世界から連れてきてしまったとはいえ、傍にいた子なのに別れの言葉もないのは少し寂しいだろ。 「牛頭天王と小狐の涙」 幼子が掘っていた理由とは。 一方的に決め付けるのは良くないが、今まで得た知識の中で最悪の場合を考えてしまった結果であったのだろう。

Posted by ブクログ

2020/03/14
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※このレビューにはネタバレを含みます

今時期に、もしくはこれからの時期にぴったりの春のお話。 桃花ちゃんではないけれど様々な情報によって渋滞を起こした6巻だったなと。 前巻もあやかしのトラブル的にはなかなか怒涛だったように思いますが、今回は主に桃花ちゃんの成長に関して一気に話が進んだ気がします。 進路のこともそうだし(進級おめでとうございます!)修行の件もそうだし、様々なことが次から次へとやってくるから、読んでいて嬉しい情報の大渋滞。 何より晴明さまとの絆がもう一段回上のステージに進んだのを感じました。 家庭教師と生徒兼現世に関する先生だけではなくて、陰陽師としての師弟関係というのもありますが、もっとこう……上手く表現できませんが、これまでとは違う関係性になってきたなあと。 晴明さまが思わず桃花ちゃん(の簪)に触れるのを躊躇うほど、彼女が人間として、そして子供から大人へと成長してきているのかなあと。 だから、桃花ちゃんが子供っぽい言動で凹む場面や、もう梟にしてもらえない件で落ち込む場面などに、子供を卒業するという乗り越えなければいけない壁を描いていたのではないかなと感じています。 でも、まだ大人になり切れていない未熟な部分も勿論あって、それを第三者の視点(屋敷神の後日談がそれ)から見て感じる話もあって興味深かったです。 子供だったり、大人だったり、難しい年頃になったのね。 子供一辺倒だった当初からそれだけ成長してきたのでしょう。 今までは種の中で眠っていた桃花ちゃんが芽吹くところを見られた、そんな喜びを感じられた6巻でした。 まさに春らしい花芽吹く6巻です。 あ、他にも言いたいことがあった。 変わったのは桃花ちゃんだけではなくて、晴明さまもだと思います。 特に桃花ちゃんの母にある爆弾発言をされてから態度が変わった気もする。 篁さんとは方向性は違うけど過保護なところもあるからなあ、晴明さま。 彼女が大人になりつつあることを言われて改めて感じて一線を引いた(方向性の違う篁さんになるのを阻止した)そんな感じがしました。 尚、今回の篁さんも出番は少ないながら相変わらずの篁さんで安心しました。 あなたはそのままのあなたでいてください。

Posted by ブクログ

2020/02/20

 京の早春を花と灯りで飾る東山花灯路にて、狐の花嫁行列が妨害される事件が起こる。  花嫁の身代わりを引き受けた桃花の前に現れたのは、かつて京に跋扈し、お隣に住む陰陽師・晴明さんとも遠い昔に縁のある妖狐だった。  孤独のせいで悪を成していた妖狐を優しい狐夫婦の元へ生まれ変わらせよう...

 京の早春を花と灯りで飾る東山花灯路にて、狐の花嫁行列が妨害される事件が起こる。  花嫁の身代わりを引き受けた桃花の前に現れたのは、かつて京に跋扈し、お隣に住む陰陽師・晴明さんとも遠い昔に縁のある妖狐だった。  孤独のせいで悪を成していた妖狐を優しい狐夫婦の元へ生まれ変わらせようと、晴明さんは東奔西走。そこに、ある神様が異議を申し立て――。  平安の世から現代京都へ、悠久の歴史が織りなす優しいあやかしファンタジー。

Posted by ブクログ

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