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箱とキツネと、パイナップル
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箱とキツネと、パイナップル

村木美涼(著者)

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箱とキツネと、パイナップル

1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2020/01/30
JAN 9784103530916

箱とキツネと、パイナップル

¥1,760

商品レビュー

3.3

25件のお客様レビュー

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2024/05/27
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※このレビューにはネタバレを含みます

大学を卒業したばかりの坂出和也の新居は、一見普通のアパート・カスミ荘101号室。103号室には、中学一年生の一人息子・翔真がいる前川家、105号室にはコンビニ勤めの梅下、201号室にはアルバイトの進藤、203号室には高校の化学教師・早瀬、205号室には銀行員の北白川が住んでいるが、隣室の102号室に住む鈴木だけは正体不明で見かけることすらめったになかった。 チャイムが鳴ったり鳴らなかったり、和也の部屋を覗くかのような不審者が現れたり、隣の空き地に「キツネ注意報」の立て看板が立てられたりと、不審な出来事が続く。同時に、和也は子どものころから見る悪夢に悩まされていた。彼を気づかう大学時代の友人・藤井はキツネ憑きについて研究しており、そちらからアプローチする。 ファンタジーかなホラーかな……と思いつつ読み進めると、ミステリー。ミステリーだとわかってしまうとある意味定石通り。 登場人物がなかなかユニークだが、深い悪意を持った人があまりいないので、読後感はいい。

Posted by ブクログ

2024/05/10

独特。ミステリーと言うより、日常で出くわす小さな謎を寄せ集めたほのぼの日常系という感じ。怖さのかわりに不思議さを集めたオムニバスホラー小説みたいな発想。個人的にはミステリと呼ばれるからには一つの大きな謎を解き明かすカタルシスはほしく、その意味では少し消化不良。 それと、この方、意...

独特。ミステリーと言うより、日常で出くわす小さな謎を寄せ集めたほのぼの日常系という感じ。怖さのかわりに不思議さを集めたオムニバスホラー小説みたいな発想。個人的にはミステリと呼ばれるからには一つの大きな謎を解き明かすカタルシスはほしく、その意味では少し消化不良。 それと、この方、意図してか意図せずか、場面変遷が唐突なのでふとついていけなくなる瞬間がすごく多い。セリフの話者がわからなくなる瞬間が何度もあった。寝落ち寸前の思考のような朧げさが全編を覆っており、それが主人公のキャラと関係しているのかとも思ったけど……終わり方的に偶然っぽい。

Posted by ブクログ

2024/04/12

(threads共有) 最後まで書き切れなかったのか? 消化不良 腹の立つ終わり方だな 風呂敷広げただけで収束してないの 全く好きじゃない 立って読んだ俺の時間を返して欲しいよ

Posted by ブクログ

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