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戦争とは何か 国際政治学の挑戦 中公新書2574
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戦争とは何か 国際政治学の挑戦 中公新書2574

多湖淳(著者)

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戦争とは何か 国際政治学の挑戦 中公新書2574

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2020/01/20
JAN 9784121025746

戦争とは何か

¥880

商品レビュー

3.3

16件のお客様レビュー

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2024/08/23

歴史上の戦争をデータセットとして蓄積して共有し、それを統計的に分析するような「科学的な戦争研究」が進展していることを書いた一冊。 「それぞれの事件は個別具体的で固有のものなのだから、ひとくくりにしてデータとして分析しても意味がない」といった考え方を退けるスタンスである。 そして、...

歴史上の戦争をデータセットとして蓄積して共有し、それを統計的に分析するような「科学的な戦争研究」が進展していることを書いた一冊。 「それぞれの事件は個別具体的で固有のものなのだから、ひとくくりにしてデータとして分析しても意味がない」といった考え方を退けるスタンスである。 そして、科学的というだけあって「実験」も用いる。もちろん実験で戦争を行うということではなく質問文の違いによる世論の変化を探るとかそういうのだが。 こうした科学的戦争研究は20世紀後半から始まったもので、その時期は国対国の戦争が激減した時期である(もちろん、2つの世界大戦で戦争の高コストが痛感された影響)。 それゆえにか、科学的戦争研究では「内戦」も視野に入れている。「テロの時代」への対応ともいえようか。 というわけで2010年代までの動向を紹介している一冊だが(2020年1月刊行)、その後にウクライナ戦争が発生している。 この、時代を逆行するような出来事がどう分析されるのか興味がわくのは当然の読後感だろう(本書中にある紛争リスクの世界地図において、ウクライナは最高リスク地域ではない=コーカサスよりリスクが低い)。

Posted by ブクログ

2023/09/19

戦争とは何かというタイトルに引かれて読んでみた。本当に多くの人が困ったり悲しんだりする戦争って何なのだろう。 この本はそんな戦争の始まり方、終わり方、起きやすさなどをデータから導くことができないかという視点で解説している。数々の戦争はそれぞれでパターンのようなものに当てはめること...

戦争とは何かというタイトルに引かれて読んでみた。本当に多くの人が困ったり悲しんだりする戦争って何なのだろう。 この本はそんな戦争の始まり方、終わり方、起きやすさなどをデータから導くことができないかという視点で解説している。数々の戦争はそれぞれでパターンのようなものに当てはめることなどできない、パターン化したところで新たに起きるものはそのパターンに当てはまらないものが出てきてしまうだろう。だから対策を立てようとしたところで無駄だと思いがちだ。 でもどうやら、データを駆使すれば戦争を回避したり前もって対策を立らてておくようなことができそうでもある……という空気を感じた。正直なところ、内容や書きぶりが難しくてよく理解できていないんだけど、空気が感じられたところまで。

Posted by ブクログ

2023/01/12

データや事例から戦争や紛争を分析し、発生のプロセスや確立などを導き、国際政治として何ができるかを問う本。 とはいっても、ゲーム理論を用いたように合理性よりも感情や駆け引きがベースにあり、なかなか難しい。 ともかく、早くロシアに戦争をやめてもらいたいですね。 第一歩として、国連安保...

データや事例から戦争や紛争を分析し、発生のプロセスや確立などを導き、国際政治として何ができるかを問う本。 とはいっても、ゲーム理論を用いたように合理性よりも感情や駆け引きがベースにあり、なかなか難しい。 ともかく、早くロシアに戦争をやめてもらいたいですね。 第一歩として、国連安保理の常任理事国の拒否権を廃止してほしいね。

Posted by ブクログ

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