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世界の悲惨(Ⅰ) Bourdieu Library
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世界の悲惨(Ⅰ) Bourdieu Library

ピエール・ブルデュー(編者), 荒井文雄(訳者), 櫻本陽一(訳者)

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世界の悲惨(Ⅰ) Bourdieu Library

5,280

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 藤原書店
発売年月日 2019/12/25
JAN 9784865782431

世界の悲惨(Ⅰ)

¥5,280

商品レビュー

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2024/02/04

社会学者のピエール・ブルデューの後期の仕事として、弟子を含む23人で総勢52人の市井の人々へインタビューを行い、その考察を含めて書き起こした全3冊。 登場する人々は、アルジェリアなどからの移民、ブルーワーカー、下級役人など、表立っての声が届きにくい人々が選ばれ、静かにその声が収...

社会学者のピエール・ブルデューの後期の仕事として、弟子を含む23人で総勢52人の市井の人々へインタビューを行い、その考察を含めて書き起こした全3冊。 登場する人々は、アルジェリアなどからの移民、ブルーワーカー、下級役人など、表立っての声が届きにくい人々が選ばれ、静かにその声が収められることで、「一見すると非合理的に見える行動の中に実は存在する当人ならではの合理性」というものを執拗に描き出す。 フランスでは原著が10万部を超えるベストセラーとなり、インタビュー部分は演劇の台本としても用いられたという。単なる社会学者によるアカデミックな書籍という枠を超えて、出版された1992年当時、以下に当時のフランスで受容されたかを示しているし、それだけのインパクトを与える作品となっている。 翻訳版は1巻900ページ超の全3巻という驚愕のボリュームであり、とりあえず第1巻だけを読んでみようと思っていたのだが、あまりの素晴らしさに3巻全て読了したくなり、2巻以降も購入した。

Posted by ブクログ

2021/03/31

ブルデューを知るために、最初にこの本を読むことを薦めるべきであるが、なぜかディスタンクシオンばかりが紹介される。この本を紹介したのは100分で名著である。フランスのことだけでなく、USAのこともかいてある。状況説明、概説に続き、インタビューがある。文庫本になって学生も手頃に読める...

ブルデューを知るために、最初にこの本を読むことを薦めるべきであるが、なぜかディスタンクシオンばかりが紹介される。この本を紹介したのは100分で名著である。フランスのことだけでなく、USAのこともかいてある。状況説明、概説に続き、インタビューがある。文庫本になって学生も手頃に読めるようになってほしい。

Posted by ブクログ

2021/01/17

デザインリサーチ、特に定性調査としてのインタビューをやる人は読むと良いかもしれない。 聞き取った相手の言葉そのものと、何を言いたかったのか、その背景や事実、そこから導かれる考察など、参考になる部分は多い。 ただし人間ドラマや脚色を排した、本当に淡々としたドキュメンタリーなので、通...

デザインリサーチ、特に定性調査としてのインタビューをやる人は読むと良いかもしれない。 聞き取った相手の言葉そのものと、何を言いたかったのか、その背景や事実、そこから導かれる考察など、参考になる部分は多い。 ただし人間ドラマや脚色を排した、本当に淡々としたドキュメンタリーなので、通読するのには努力を要する。

Posted by ブクログ

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