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となりの外国人 どんどん外国人の隣人が増えていく、これからの日本のことを考えよう マイナビ新書
935円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | マイナビ出版 |
発売年月日 | 2019/12/25 |
JAN | 9784839969721 |
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となりの外国人
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となりの外国人
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商品レビュー
3.5
4件のお客様レビュー
技能実習制度は、建前としては人道的援助、国際貢献のために作られた制度。ところが実情は雇う方も働く方も国際貢献などとは全く考えていない。実際には低賃金の外国人労働者をサイドドアから受け入れる便利なシステム。留学生の多くは労働目的で来日している出稼ぎ留学生。労働環境は劣悪であり、技能...
技能実習制度は、建前としては人道的援助、国際貢献のために作られた制度。ところが実情は雇う方も働く方も国際貢献などとは全く考えていない。実際には低賃金の外国人労働者をサイドドアから受け入れる便利なシステム。留学生の多くは労働目的で来日している出稼ぎ留学生。労働環境は劣悪であり、技能実習生が働く事業所のうち70%に法令違反がある。技能実習生には転職が認められておらず事業主のパワハラが罷り通り最低賃金以下で働かされ、残業代や給料もきちんと払われていない。1年間で7000人が失踪し、死因の多くは溺死。日本で暮らす外国人への日本語教育に関しては、現在は法律も環境も整っていない状況。このままでいいわけがない。
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本書は近年増えている、技能実習生を中心とする外国籍の人たちのことを扱っている。 「移民」という言葉に、明確な(というより統一的な)定義がないということを、初めて知った。 日本政府の定義では、永住権を持って入国する人、となるそうだ。 この定義のよれば、日本には移民はほぼいないこと...
本書は近年増えている、技能実習生を中心とする外国籍の人たちのことを扱っている。 「移民」という言葉に、明確な(というより統一的な)定義がないということを、初めて知った。 日本政府の定義では、永住権を持って入国する人、となるそうだ。 この定義のよれば、日本には移民はほぼいないことになる。 こうして日本の中にいる「働く外国人」は、制度的に見えない存在となるそうだ。 過酷な生活を強いられる実習生のことは、聞くたびに心が痛む。 他国から働きに来てくれる人に魅力的なところに何とかできないものか、と思わされる。
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少子高齢化などにより、日本のこれからを考えることはより一層大切になると思います。 "私たちは、これから、いままで誰も見たことのない日本を見ようとしている" 本書の中の言葉です。 日本では、アジア人の見た目で日本語を話す人を日本人と受け取りがちですが、その...
少子高齢化などにより、日本のこれからを考えることはより一層大切になると思います。 "私たちは、これから、いままで誰も見たことのない日本を見ようとしている" 本書の中の言葉です。 日本では、アジア人の見た目で日本語を話す人を日本人と受け取りがちですが、その認識では非常に視野、考え方が狭いことを痛感しました。 日本のこれからを考える上で欠かせない、外国人の存在。 島国は閉ざされた環境という捉えは今はもう古い言い訳だと思います。 "外からの意見や刺激を受け入れることを拒む者は、人間もきっと同じですが、だんだんと頭が固くなって、新陳代謝がなくなり、除け者にされていくように思います。" 国際交流から多文化共生へ。 自分自身、成熟した国際人になりたいです。
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