商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2019/12/24 |
JAN | 9784041086308 |
- 書籍
- 文庫
黒医
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黒医
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商品レビュー
3.1
14件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
①人間の屑:あまり印象に残らず。 ②無脳児は…:出生前診断の話。私には出産経験がないが、もしそういう機会があったとして、出生前診断をして、障害があるといわれたら、出産は出来ないと思ってるので、この話のように診断に誤りがあったとかだと、怖いなー。 ③占領:老人優遇社会。20歳と45歳を行き来しちゃう男性が、将来の老人優遇社会を目の当たりにする。 ④不義の子:一卵性双生児なら遺伝子同じなんだからどっちが父親でもいいじゃん、と個人的には思ったし、最終的には嫉妬深い主人公もそれに近い感情になったと思ったら、、、 ⑤命の重さ:頼まれたら嫌とは言えない公務員が、上司に頼まれて骨髄バンクにドナー登録し、ドナーに選ばれる。家族に猛反対されつつもドナーの役割を果たすが… 主人公が報われない。かわいそう。 ⑥のぞき穴:気持ち悪い ⑦老人の愉しみ:テレパシー 個人的には「無脳児は…」「不義の子」「命の重さ」がおもしろかった。
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医療をテーマにした7つの短編集。 出生前診断によって胎児に重い障害があることが分かった夫婦の葛藤と残酷すぎる結末を描いた「無脳児はバラ色の夢を見るか?」、医療が発達することによって死ななくなった老人が膨れあがり若者を圧迫する「占領」、成り行き上骨髄バンクに登録することになった主人...
医療をテーマにした7つの短編集。 出生前診断によって胎児に重い障害があることが分かった夫婦の葛藤と残酷すぎる結末を描いた「無脳児はバラ色の夢を見るか?」、医療が発達することによって死ななくなった老人が膨れあがり若者を圧迫する「占領」、成り行き上骨髄バンクに登録することになった主人公が本当にドナーに選ばれてしまう「命の重さ」どれも本当にあってもおかしくない物語だと思った。 「のぞき穴」が強烈に気持ち悪くて印象に残った。好き勝手やって勝手に安らかに召されてるんじゃないよ…!!
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誰も悪くはない、ないからラストはポッカリ穴が開く「無脳児─」。嫌らしさにゾクっとする「のぞき穴」。この男にとって最高の自己満足、まさに黒医。この二篇は出来がいいと思った。見えない部分が綺麗じゃないことは誰しもわかってる。この短編をどこか楽しんでいる君も黒いんだよって? それもわか...
誰も悪くはない、ないからラストはポッカリ穴が開く「無脳児─」。嫌らしさにゾクっとする「のぞき穴」。この男にとって最高の自己満足、まさに黒医。この二篇は出来がいいと思った。見えない部分が綺麗じゃないことは誰しもわかってる。この短編をどこか楽しんでいる君も黒いんだよって? それもわかってる。
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