商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日経BP社 |
発売年月日 | 2019/11/28 |
JAN | 9784296103621 |
- 書籍
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昭和モダン建築巡礼・完全版1965-75
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昭和モダン建築巡礼・完全版1965-75
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P88 山梨文化会館 たった8年後に増築って、想定がまちがっていたとしか。 P125 岩手県営体育館 確かにもっと評価されていい。代々木第一体育館のプールはどうなったのか調べたら、使ってないみたい。 P128 若人の広場 さびしい感じ。あったはずのものがなくなっているような感じ。にしては、明るくて複雑な気分。 P136 坂出人工土地 うまく頭の中に浮かんでこないので、ネットで補完しましたよ。 P150 霞が関ビルディング 地味だけど好き。開業当初は展望フロアがあったのだったような。 P160 東京都児童会館とこどもの城を混同しました。 P223 太陽の塔 仮設なのに安定していた。耐久性もあり。 P234 大同生命江坂ビル もこしを連想しました。 P238 中銀カプセルタワービル 見たことあります。異様でした。 P282 最高裁判所 閉鎖性。 P292 アクアポリス 「都市は絶えず滅び再生する」…負け惜しみとしか。汎用性皆無でスクラップ。海の塩害というか腐食能力という自然に勝てなかった証。ただし、技術のトライアルは認めますけど。
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建築に興味の無い人にこそ手にとって欲しい! 「郷土の建築家・磯崎新がナントカ賞を獲った」というニュースを聞いて以降にわかに磯崎建築マニアとなった私程度の人間でも楽しく読むことができた。 味のあるイラストに豊富な写真、そして何と言ってもチョイスが絶妙で飽きさせない。 まず今の...
建築に興味の無い人にこそ手にとって欲しい! 「郷土の建築家・磯崎新がナントカ賞を獲った」というニュースを聞いて以降にわかに磯崎建築マニアとなった私程度の人間でも楽しく読むことができた。 味のあるイラストに豊富な写真、そして何と言ってもチョイスが絶妙で飽きさせない。 まず今のオッサン世代がノスタルジーを感じる70年大阪万博関連の建築が面白い。(太陽の塔だけじゃないんだよ) 個々の建築を挙げると遠近感がおかしく感じる「大学セミナーハウス本館」、宇宙基地のように無機的・未来的な「青島少年自然の家」、上層が下層より大きいアンバランスな「寒河江市庁舎」など素人目にも「お!?」と思わせる建築に加え、空間演出が面白い「若人の広場」や「瀬戸内海歴史民族資料館」などはついつい行ってみたくなる。 「都城市民会館」はアンギラス、「国立京都国際会館」は宇宙戦艦、「佐賀県立博物館」はAT-AT(スノーウォーカー)など、比喩表現もオッサン世代のハートを鷲掴みだ。 個人的には磯崎建築のうち実際に何度も足を運んだ「アートプラザ(元・大分県立図書館)」と「北九州市立図書館」が取り上げられているのが嬉しい。 「プレキャスト」や「(建築用語の)メタボリズム」等少々難しい専門用語も出てくるが、建築家達の「僕が考えた最強の建物」的思想が溢れていてまるで異世界建築無双物語である。 いや、実際に行って見ることができる(一部除く)点ではそこらのアニメ聖地案内本よりよっぽど実用的だろう。
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