商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 邑書林 |
発売年月日 | 2019/11/20 |
JAN | 9784897098852 |
- 書籍
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汗の果実
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汗の果実
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商品レビュー
4
2件のお客様レビュー
川柳をはじめて、この界隈の本を読むようになって、本当に楽しい。 いろんな言葉の接着があって、解離が見えて、楽しいし、勉強になる。 この『汗の果実』は、川柳の先輩が教えて下さったのと、帯を書かれている漫画家さんが大好きで、買った本です。 句集、歌集、どっちもなんですが、短い文章に下...
川柳をはじめて、この界隈の本を読むようになって、本当に楽しい。 いろんな言葉の接着があって、解離が見えて、楽しいし、勉強になる。 この『汗の果実』は、川柳の先輩が教えて下さったのと、帯を書かれている漫画家さんが大好きで、買った本です。 句集、歌集、どっちもなんですが、短い文章に下手したら長編小説の一編のようなものが書かれていて、その深さを味わったり、世界のかたさ、やわらかさを楽しんでいるととっても読むのに時間がかかる。 この汗の果実、タイトルも秀逸。見つけるまでなんだろう?なんだろう?と考えながらで、ちょっとミステリ要素まであり、面白く読みました。 全部が分かる、なんて絶対の言えないけれど、ふと読むときにふわっと体の内側に香りが広がるような句がいくつもあって、とても好きな句集になりました。
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生々しさと詩性の調和。生活は詩に、美しいものに還元されるという救い。とても好きでした。 ごみとなるまでしばらくは落椿 だんじりのてつぺんにゐて勃つてゐる 飛花落花名を呼ぶといふ激励も 不健全図書を世に出しあたたかし 水摑み離して摑む海月かな
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