商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | アリス館 |
発売年月日 | 2019/11/01 |
JAN | 9784752009092 |
- 書籍
- 児童書
ふゆのはなさいた
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ふゆのはなさいた
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商品レビュー
4.7
10件のお客様レビュー
冬のセピアカラーの景色の中で、一人ぼっちだと思いこんで泣いている子ねずみと、池の中の金魚とのお話。 子ねずみを励ます金魚にも、実は事情があることが後半わかります。後半にぐっとこころを掴まれました。 子ねずみがイラスト調だったり、冬景色の色と金魚の赤の対比もきれいだったりするの...
冬のセピアカラーの景色の中で、一人ぼっちだと思いこんで泣いている子ねずみと、池の中の金魚とのお話。 子ねずみを励ます金魚にも、実は事情があることが後半わかります。後半にぐっとこころを掴まれました。 子ねずみがイラスト調だったり、冬景色の色と金魚の赤の対比もきれいだったりするので、小さい子にも読んであげやすいと思います。 この冬の花は、素晴らしい。 「みんなで力をあわせたら、きっと きもちはつたわるよ」 素直に読みたい、これぞ絵本という本です。
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レビューを書かないまま、春一番を迎えてしまいました。冬の池で涙を流したこねずみはあれからどうしているでしょう。友だちには会えたでしょうか。 ------------------------------------ はじめての冬をむかえた こねずみに 「なくのは やめて」 池の...
レビューを書かないまま、春一番を迎えてしまいました。冬の池で涙を流したこねずみはあれからどうしているでしょう。友だちには会えたでしょうか。 ------------------------------------ はじめての冬をむかえた こねずみに 「なくのは やめて」 池のなかから 金魚の声がします。 友だちだった つばめくんとヤマネくん きらわれて いなくなって ぼくは ひとりぽっち ちがう ちがうってば ないちゃ だめ 金魚は こねずみに おしえます つばめは 春になれば もどってくる ヤマネは 春になれば 目をさます 春になれば 花は またさくのだから 白い雪の花が咲いた次の朝、池には氷がはって金魚の姿は見えません。 ぼくを きらいになったんだ ちがう ちがうってば …… ------------------------------------ こねずみの涙が氷に水玉模様を作り、金魚の涙は泡になってのぼっていきます。まるで映像を見ているような気がしました。そして、金魚たちが池一面に赤い花を咲かせる最後のシーンに心震えます。 友だちの大切さ、季節の移り変わりと生き物のこと、池に捨てられた金魚も含め、教えられることが沢山ある素敵な絵本でした。
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初めての冬を迎えたこねずみが、ひとりぼっちが寂しくて泣いていると、池の中から金魚が励ます。 ツバメもヤマネも友だちだと思って仲良くしていたのにいなくなったりすることに、金魚は春になればまたみんな来るよと。 次の朝、こねずみは雪が降ったのを見て、白い花だよーと金魚に呼びかけるが...
初めての冬を迎えたこねずみが、ひとりぼっちが寂しくて泣いていると、池の中から金魚が励ます。 ツバメもヤマネも友だちだと思って仲良くしていたのにいなくなったりすることに、金魚は春になればまたみんな来るよと。 次の朝、こねずみは雪が降ったのを見て、白い花だよーと金魚に呼びかけるが、氷のはった池からは、金魚は出てこない。 やっぱりみんないなくなるとぼたぼた涙をこぼすこねずみに金魚は、氷を割ろうとするけれど… 悲しみの中、金魚が泣いているとほかの金魚が集まってきて、氷の下に大きな赤い花がさく。 金魚さんだとわかったこねずみは、うれしくてやっぱり泣いてしまう。 友だちの大切さやありがたさを教えてくれる話。 だけどなんといっても金魚の大群で花を作るってところが、涙がでるほどの喜びを感じた場面。 悲しくてもうれしくても涙が出るってのもいい。
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