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女性のがん 心のケア 改訂版 がん患者さんと家族のための診療室
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女性のがん 心のケア 改訂版 がん患者さんと家族のための診療室

大西秀樹(著者)

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女性のがん 心のケア 改訂版 がん患者さんと家族のための診療室

1,595

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 つちや書店
発売年月日 2019/11/07
JAN 9784806916888

女性のがん 心のケア 改訂版

¥1,595

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2023/04/07

借りたもの。 女性のがん患者さんの、がん治療に伴う心のメンタルヘルスに目を向け、心の病が最適な治療を妨げてしまう事、そうならないために、どの様な心の病のケアがあるのか紹介したもの。 どの様な問題・傾向があるのか、対してどの様に対処するのかが紹介されている。 がん患者がたどる3つ...

借りたもの。 女性のがん患者さんの、がん治療に伴う心のメンタルヘルスに目を向け、心の病が最適な治療を妨げてしまう事、そうならないために、どの様な心の病のケアがあるのか紹介したもの。 どの様な問題・傾向があるのか、対してどの様に対処するのかが紹介されている。 がん患者がたどる3つの心のプロセス 第1段階 衝撃と絶望の時期 第2段階 抑うつ、心身の異変に気づく時期 第3段階 「再適応」「立ち直り」の時期 この心のプロセスは、何度も繰り返し襲ってくる。しかし、「再適応」の時期に入り、病を受け入れ自身の運命と折り合いをつけると、がんとの共生を図ることができるようになる人が多くなるとの事。 がん患者の本当の痛みとは、鎮痛剤が効かない激しい痛みと、治療中に医師から言われた「治療法がない」という言葉。 …医師の症状に対する合理的・客観的な判断は事実であるが、人間、それだけで割り切ってはならないと改めて思う。日々、がん患者と向き合う医師は、それどころではないと思うけれど…… がん患者がなりやすい心の“三大疾患”は「抵抗障害」「うつ病」「せん妄」がある。 それらがどういった病なのか、症状や薬物療法、認知療法、環境の改善を紹介。 私が気になっていたのは、やはりがん患者への言葉がけ。 痛みや辛さで弱っているので、「大丈夫」と励ましたり「~すべき」という言葉よりも、その痛みや辛さを受け止める、寄り添う傾聴を推奨する。 心のケアとは…この本では、小手先の技術ではなく患者に対する真摯な行為との事。…当然か。 「生の希望」を絶やさないために。

Posted by ブクログ