フロプシーのこどもたち 新装版改版 ピーターラビットの絵本

ビアトリクス・ポター(著者), いしいももこ(訳者)

• 販売会社／発売会社: 福音館書店
• 発売年月日: 2019/11/01
• JAN: 9784834084825

商品レビュー

2023/03/12

今回はピーターの兄弟（妹でしょうか）が大きくなって、いとこのベンジャミン・バニーと結婚した、ベンジャミン・バニーのおうちのお話。

ベンジャミン・バニーのうちはいつでも食べ物があるというわけではなく、ピーターを頼りますが、ピーターもまた裕福ではありません。

そこで、ベンジャミン・バニーと6匹の子どもたちは、マクレガーさんのうちのゴミ捨て場に食べ物を食べに行きます。

今日は幸運なことにレタスがあり、お腹いっぱいに食べましたが、レタスの催眠効果により、みんな眠ってしまいます。
そこをマクレガーさんに見つかり、袋に詰められてしまいます。

なかなか帰ってこない家族を心配してフロプシーが迎えに来ますが、子どもたちは袋の中。
そこに野ねずみのトマシナ・チュウチュウがやってきて袋を破ってくれました。
空になった袋に野菜くずを詰め込み、子ウサギが入っていると思い込んでいるマクレガーさんの後について行って様子を伺います。

マクレガーさんは、奥さんに子ウサギを捕まえたことを自慢しますが、うさぎの毛皮をめぐって取り合いのケンカ。でも中には野菜くずしか入っていないことに気づくと、さらに大喧嘩するのです。

ベンジャミン・バニー一家は退散。
命の恩人、トマシナ・チュウチュウはお礼にもらったうさぎの毛で外套と頭巾とマフラー手袋をつくりました。

マクレガーさん夫婦のケンカが強烈にこわい。
いもしないうさぎをクスクス笑いながら「小さいうさぎが、１、２、３、４、５、６ぴきよ！」と繰り返すマクレガーさん。うさぎの皮を自分の外套のうらにするという奥さん。いや、売って煙草を買うというマクレガーさん。「こいつらのかわをはいで、あたまをちょんぎってやる」という奥さん。そしてものの投げつけあい…こ、こわ～

以下登場人物覚書

ベンジャミン・バニーの家族
フロプシー、こどもたち6匹。

フロプシー・バニー
ピーターの兄弟。いとこのベンジャミン・バニーと結婚。

ベンジャミン・バニー
ピーターのいとこ。いとこのフロプシーと結婚。

トマシナ・チュウチュウ
年寄り野ねずみ。ピーターの友達。

マクレガーさんとマクレガーさんの奥さん
おひゃくしょうさんとその奥さん（ピーターのお父さんを肉のパイにした）。

2023/01/21

図書館で借りてきて読了。ピーター達が大きくなった時の話だろうか。可愛い子うさぎを捕まえて皮を剥いだりしようとする人間の発想がもうやばい…。いや、弱肉強食、仕方ないかもしれないが…。児童向けにしてはなんとも惨い。

2022/05/30

3mに読んだ
子がもう少し大きくなった頃にまた読む予定
今のところはまだ興味なく退屈そう
子うさぎたちがかわいい
ハラハラする内容なので、子ときゃあきゃあ言い合いながら読みたい
まだまだ先になりそう