希望という名のアナログ日記

角田光代(著者)

• 販売会社／発売会社: 小学館
• 発売年月日: 2019/11/01
• JAN: 9784093887342

商品レビュー

2022/11/07

角田さんらしい切り取り方で旅のアレコレや生活を描いたエッセイ。ひとつひとつが短いのでちょっとの時間がある時にでも読める。

2022/04/28

那覇マラソンの話が生き生きとしていて、その場に行ったみたいに感じられた。
角田光代の旅の話はどれも臨場感があって、自分は一度も体験していないことも、実はひょっとしたらしていたのではないかと思わされる。
小説ではそういう体験は何度もしたが、エッセイでさせるのはすごい。

2021/10/03

女性作家さんのエッセイを読むのが好き。エッセイは読んでるのに、まだ小説を読んだことないなんてことも。角田さんもその1人。角田さんの場合は、旦那様の話題が出てこないかなぁ、なんて下心もあったりして。でも、この本の一番最初に収録されているエッセイ「〈希望〉を書く」を読んで反省。小学校一年生の時に作家になりたいと思った少女が、何度かの挫折を乗り越えて小説家として成長していく過程が書かれていて、そんな角田さんの小説、読まなくちゃと思いました。