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東京事務所の政治学 都道府県からみた中央地方関係
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東京事務所の政治学 都道府県からみた中央地方関係

大谷基道(著者)

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東京事務所の政治学 都道府県からみた中央地方関係

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 勁草書房
発売年月日 2019/10/29
JAN 9784326302826

東京事務所の政治学

¥4,400

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2020/03/31

元茨城県職員である行政学者による東京事務所の行政学的研究。著者は東京事務所勤務経験もあるが、自身の経験は直接取り上げられておらず、あくまで客観的に記述がされている(ただし、研究に当たっての情報の目星をつけるなどにおいて、東京事務所勤務経験が非常に役立ったとのことである。)。 「都...

元茨城県職員である行政学者による東京事務所の行政学的研究。著者は東京事務所勤務経験もあるが、自身の経験は直接取り上げられておらず、あくまで客観的に記述がされている(ただし、研究に当たっての情報の目星をつけるなどにおいて、東京事務所勤務経験が非常に役立ったとのことである。)。 「都道府県が東京事務所を置く一般的な理由は何か」「なぜ首都圏の都県も含め全ての都道府県が東京事務所を置いているのか」というリサーチクエッションに対して、文献やインタビュー等から摘出した実証的根拠(キング・コヘイン・バーバのいう「観察可能な含意」)により妥当な答えを導いており、お手本のような実証的行政学研究だと感じた。 実証に当たっての根拠として、臨場感あふれる具体的エピソードも豊富に取り上げられており、政治・行政好きにとっては、読み物としても非常に面白い。 東京事務所は各都道府県の政策実施等における不確実性低減のための「同型化」に資する情報収集活動を担っているという指摘が興味深かった。 惜しむらくは、内容に鑑み、タイトルは、『東京事務所の政治学』よりも『東京事務所の行政学』のほうがよかったと思う。

Posted by ブクログ

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