女子大生桜川東子の推理 テレビドラマよ永遠に

鯨統一郎(著者)

• 販売会社／発売会社: 光文社
• 発売年月日: 2019/10/22
• JAN: 9784334913120

商品レビュー

2022/06/04

女子大生桜川東子の推理シリーズ。
バー「森へ抜ける道」を舞台に、
マスターとアルバイトのいるかちゃん、
常連の面々に東子さんが、
無駄話を繰り広げながら、
座りながらにして難事件を解決する。
どこから読んでもくだらない・・・
もとい、
どこから読んでも面白いシリーズだけど、
この第８弾だけは先に読んではいけない。
特に第７弾より先に読んでは絶対にいけない。
第７弾で大きく動いた物語が、
見事に回収される。
なるほど、そうきたか。やられた。
何やら不審な動きも。
どうなるの。

2022/03/21

「オペラ座の美女」を頼むついでに注文、「まだ文庫になっていませんけど」「了解」
帯に、ちょっと待てコラ、鯨統一郎！掟破りだろう‼とあり、帯の後ろには「どうして私をころしたんですか」「まあ、そう言わずに。あくまで小説だから」とある。
え、と思いながら読み始めると、すぐ、ああ、そういうことと判る。

テレビドラマやヒット歌謡曲に纏わる談義が中心なんだけど、僕はドラマや歌番組を見なかったので、ふ～ん、という印象。
ミステリーについては今までのように、歌舞伎やオペラに託つけた解明ではないので、ちょっと変な感じ。後半の「時効ですよ」の謎解きは納得できないなあ。

2019/12/01

第8弾となっていました。図書館で借りていて4冊目だったので、かなり抜けて読んでいたそうです。
今回は中編2つでしたが、相変わらずの脱線内容が多く、事件的のボリューム的には短編とあまり変わりませんでした。