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幻想と怪奇 傑作選
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幻想と怪奇 傑作選

紀田順一郎(著者), 荒俣宏(著者), 牧原勝志(編者)

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幻想と怪奇 傑作選

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新紀元社
発売年月日 2019/10/19
JAN 9784775317600

幻想と怪奇 傑作選

¥2,420

商品レビュー

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2020/07/01
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'73年4月~'74年10月まで計12冊が刊行された伝説の雑誌『幻想と怪奇』の傑作選。 今年2月に新紀元社から新創刊となった同名誌のパイロット版というか、Vol.0的な意味合いもあったんだろう。折しも昨年8月には平井呈一の怪談翻訳集成「幽霊島」が創元推理文庫から刊行されていたが、その流れも何らかのかかわりがあったんだろうなと。 当時の誌面で邦訳が紹介され、後に書籍に収録された作品は数多いが、今回の傑作選は未収録のものが選ばれたとのこと。 今回収録された作品は、自分の酷く偏った好みからするとどうも今一つ。むしろ特別収録された同人誌「THE HORROR」の方が面白かったのも正直なところで。 詳しくはこちらに https://rene-tennis.blog.ss-blog.jp/2020-07-01

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2020/02/11

雑誌「幻想と怪奇」の傑作選。短編小説あり評論ありギャラリーもあり。良い意味で古さを感じる作品の数々にじっくり浸って読める一冊です。 お気に入りはW・デ・ラ・メア「運命」。さくっと短くあっさりしている物語だけれど。だからこそ怖いし嫌だと感じました。 ホラー好きとしては、「THE H...

雑誌「幻想と怪奇」の傑作選。短編小説あり評論ありギャラリーもあり。良い意味で古さを感じる作品の数々にじっくり浸って読める一冊です。 お気に入りはW・デ・ラ・メア「運命」。さくっと短くあっさりしている物語だけれど。だからこそ怖いし嫌だと感じました。 ホラー好きとしては、「THE HORROR」全巻復刻の企画のほうが好みかも。こっちに収録されている作品のほうがあからさまにホラーでした。こっちでもデ・ラ・メアの「なぞ」がすごく好き。ファンタジックで不気味なのだけれど、どこかしら優し気な雰囲気もあります。まさしく謎めいた物語。

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2019/12/22

日本最初の幻想怪奇文学研究誌「幻想と怪奇」の掲載作品を 厳選し復刻。更にその前身の「THE HORROR」を収録している。 序文、小説12作品、評論4編、FANTASTIC GALLERY2編、コラム2編、 ホラー・スクリーン散歩2編、寄稿者エッセイ3編、 幻想文学レヴュー6編(...

日本最初の幻想怪奇文学研究誌「幻想と怪奇」の掲載作品を 厳選し復刻。更にその前身の「THE HORROR」を収録している。 序文、小説12作品、評論4編、FANTASTIC GALLERY2編、コラム2編、 ホラー・スクリーン散歩2編、寄稿者エッセイ3編、 幻想文学レヴュー6編(not exactly editor全編集後記、 「幻想と怪奇」総目次を含む)。 【特別収録】「THE HORROR」全巻復刻。 1973年4月創刊~1974年10月休刊の12号だけの発行でしたが 紀田順一郎と荒俣宏による編集という、濃い内容の雑誌でした。 その休刊から45年が経ち、この度、目出たく傑作選が登場! 思い起こせば「季刊・幻想文学」の創刊号、荒俣宏インタビューの 中に「幻想と怪奇」の話を読んだのが興味の始まりで、 古書店を巡り入手した全巻は、今も貴重な蔵書となっています。 傑作選では小説は、アンソロジー等の書籍未収録の作品を掲載。 序文や寄稿エッセイには、当時の大いなる想いと苦労がたっぷり。 特に前身なる「THE HORROR」全4巻は、平井呈一の監修、 日本初の怪奇幻想小説の同人誌で、マニアックな香りが濃密。 デ・ラ・メアやハートリイの作品が秀逸でした。

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