商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 金の星社 |
発売年月日 | 2019/09/27 |
JAN | 9784323048024 |
- 書籍
- 児童書
ねこの結婚式
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
ねこの結婚式
¥1,540
在庫なし
商品レビュー
3
5件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
あれ?これ読んだことあるな… でも覚えてない… ちょっとうだつの上がらん感じのヘタレ男が飼い猫に嫁の心配されるみたいなパターンの話あったよな。 どれに載ってたんだろか。安房直子は手当り次第読んでてよく覚えてない。ブクログのメモに収録作品も書いておくべきだったな… 安房直子のヘタレ男はまあまあ好きなよ。純文学のヘタレ男みたいに見てて(まだそこまで)痛々しくないし、動物と交流できてるとこからして、他の文学作品のヘタレ男よりも一段上のヘタレ男ですわ。 しかしいもとようこの男の絵…あそこまでみすぼらしくせんでもよくない?そんなにみすぼらしい??ちょっとわろた。
Posted by
一昨日行った、いつもの図書館の特設コーナー(児童書)では、ひな祭りと猫の日が同時展開されており、ちょうど間隔の空いた私には嬉しくて、この適当感・・じゃなかった、どちらも等しく愛するその精神が素晴らしい上に、そのチョイスが渋かったので、猫の日は過ぎてしまいましたが、何冊か借りてきま...
一昨日行った、いつもの図書館の特設コーナー(児童書)では、ひな祭りと猫の日が同時展開されており、ちょうど間隔の空いた私には嬉しくて、この適当感・・じゃなかった、どちらも等しく愛するその精神が素晴らしい上に、そのチョイスが渋かったので、猫の日は過ぎてしまいましたが、何冊か借りてきました。 本書はその一冊で、『童話集 遠い野ばらの村』(筑摩書房・1981年刊)掲載「猫の結婚式」を底本として、用字用語、読点などは読みやすさを考慮しており、作品の雰囲気を変える可能性のある言葉などについては、底本のままとのこと。 物語は、のらねこの「ギン」が、以前世話になった、「ぼく」のところに、彼の結婚式の招待状を届けてくれる場面から始まる、安房さんならではのファンタジックなお話で、ぼくには、とても大切にしている、きれいな白ねこ「チイ子」がいて、招待状をもらった今も、ぼくの膝の上ですやすやと眠っている。 そして、その後の展開には、他の方々も書かれているように、共感出来る方には、とてもやり切れないものがあるのだろうなと感じさせられて(娘さんを送り出す時のお父さんの気持ちって…)、幻想的な場面において、現実的な共感を抱かせてくれる、それらの繋がりの美しさと寂しさには、人生の素晴らしさを違った視点から、見せてくれているようにも思われて、胸が締め付けられるようでした。 それから、いもとさんの絵柄を見るのは初めてで、その手作り感に溢れた、下町風の温かみある雰囲気(手書きのはがき等)は良いと思ったのですが、もう少し、猫それぞれの姿に個性が欲しかったのと、少し立体感の薄い、のっぺりとした感じに物足りなさを感じました。 しかし、愛嬌があって親しみやすく、安房さんの物語の魅力を初めて知るには、最適なのかもしれず、本書を通して、もっと安房さんの世界に触れて欲しいと感じました。ただ、字数は結構多いので、絵本というよりは児童書で、小さいお子さんには読み聞かせでも飽きやすいかもしれないので、そこだけ、ご注意下さい(内容もどちらかというと大人向けなだけに)。小学校高学年くらいからなら、自分で読んでみるのには、いいかも。 私は、原書の方も読んで、文章だけの世界から立ち上るものを、改めて感じ取りたいと思いました。
Posted by
子供が自立して、親元を離れるときの気持ちが味わえる本。最後の、ちいこの手紙にほっこり。ねこの結婚式にお呼ばれしたい。
Posted by