商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2019/09/28 |
JAN | 9784198649302 |
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商品レビュー
4.1
14件のお客様レビュー
先日読み終えた「救い難き人」と同じ匂いを纏った本。本作の主人公は大阪でニューハーフ店を営む63歳の桜。同店で働く美少女の沙希は23歳。2人ともトランスジェンダー。ある日その店に桜の昔の男、安藤が現れる。桜は動揺を隠せなくなり、そんな桜を見ていられない沙希。随分と認識が変わってきて...
先日読み終えた「救い難き人」と同じ匂いを纏った本。本作の主人公は大阪でニューハーフ店を営む63歳の桜。同店で働く美少女の沙希は23歳。2人ともトランスジェンダー。ある日その店に桜の昔の男、安藤が現れる。桜は動揺を隠せなくなり、そんな桜を見ていられない沙希。随分と認識が変わってきているLGBTQ。どう考えても沙希が正しいのだが、桜はどうして安藤を信用したのか。いや、信用していたわけではなく賭けたのだ。家族がいなくて老後が不安な桜には安藤を信じることに賭けるしかなかったのだ。最後はモヤっとするが壮絶だった。
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主人公が同じパターンに何度もハマって「あたしバカやっ…!!」って展開が繰り返される。イライラした。年齢や状況によって冷静な判断が難しいのかもしれないが、さすがに頭悪すぎないか…?となってしまった。主人公に寄り添えなかった。これも差別なのだろうか。
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※このレビューにはネタバレを含みます
ニューハーフの桜(63)と、さくらが運営する店の従業員、沙希(24)、さくらがかつて付き合っていた男-安藤の物語。 さくら、けっこうひどい目に合ってる。 性転換について書かれている箇所がとても参考になった。 カミングアウトして受け入れられる・・・なぜカミングアウトしないといけないのか、女は「自分を女です」と言うのか。受け入れられたらその先にまた別の苦労がある。そんな記述に考えるものがあった。アメリカフェイスブックの性表示の多さにびっくりした(笑) 1000万円、現実的な金額だと思った。 これが5000万円ならここまで入り込めないだろうと思った。 老いと金、金がなくて不安になる。 が、金があっても安心できない。 金がすべてか、つながりがすべてか。 暴力とレイプと失踪とスリルがあって面白かった。
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