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カッコウの微笑み
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カッコウの微笑み

福田和代(著者)

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カッコウの微笑み

1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2019/09/18
JAN 9784575242072

カッコウの微笑み

¥1,760

商品レビュー

3.5

15件のお客様レビュー

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2024/10/03

ハッカーとして“裏”の仕事を手掛ける太一は、依頼を受け製薬会社に侵入してデータを盗む。依頼主の男にデータを手渡したが、相手がその後不審な死を遂げるー。これはこれで面白かったのですが、個人的には『梟シリーズ』の方が好きかなぁ。

Posted by ブクログ

2022/09/02

初めて読む作家さん。 以前から気になっていた作品なのと、このところイマイチな本ばかりに当たっているので期待して読みました。 つまらないことはないけど、とっても面白いというほどでもない中の上くらいのクライムノベルでした。 ハッキングや住居侵入、窃盗などで情報を入手し依頼主に渡す...

初めて読む作家さん。 以前から気になっていた作品なのと、このところイマイチな本ばかりに当たっているので期待して読みました。 つまらないことはないけど、とっても面白いというほどでもない中の上くらいのクライムノベルでした。 ハッキングや住居侵入、窃盗などで情報を入手し依頼主に渡すことで報酬を得ている太一。 彼が製薬会社から盗んだ情報を、親玉である待野に渡した後、待野が交通事故に遭い死んでしまう。 その事故死に不審感を抱いた太一は自分が盗んだ情報を精査することから事態が動き出す。 待野が掴んだ情報とは何か。果たして太一は育ての親とも言える待野の仇を取れるのかー。 スピード感があり、スケールも大きめなのによくまとまっていると思います。 托卵をするカッコウと太一の親を重ねて表現している点もまずまずですが、タイトルを「カッコウの微笑み」とするほど親と事件が関係していないのはちょっと残念かも。 他にもLINEでチャットしていたはずの会話がいつの間にか通話に変わっていたり、敵が持っているはずのスマホがいつの間にか手元に戻ってきていたりと校閲さんの見落としも目立ちました。 カッコウをタイトルにつけるなら、最後も「蛹から蝶になる」という比喩ではなくて、「卵から雛に」とかでもよかったのでは、とか そういった余計な事が気になってストーリーに集中しきれなかったのもマイナス。 あぁ、手放しで面白いと言える本が読みたい。 2021年12冊目。

Posted by ブクログ

2022/03/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

*ハッカーとして“裏”の仕事を手掛ける太一は、依頼を受け、製薬会社に侵入してデータを盗む。依頼主である待野は、太一のような人間を束ねる組織を率いていたが、データを渡したあと、不審な死を遂げる。真相を探る太一に忍び寄る影。太一はその影と闘いながら、“もうひとつの影”と闘っていた―* ハッカー、薬害隠し、轢き逃げ事件、虐待、トラウマ、遺産探し、殺人、黒幕、騙し合い、異母兄弟。 詰め込めるだけ詰め込んだ感じでしたが、上手くまとまっていましたね。 帯の「興奮・爽快・感動」ほどではないにしろ、スピード感は良かったです。 ただ、題名と内容が合っていないのがもったいない・・・

Posted by ブクログ

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