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「地元チーム」がある幸福 スポーツと地方分権 集英社新書
880円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2018/09/17 |
JAN | 9784087210927 |
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「地元チーム」がある幸福
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商品レビュー
2.5
6件のお客様レビュー
スポーツによる地域の活性化というものに最近興味があり、関連する作品を読んでいます。 本書は、「プロスポーツを進行することがその地域の活性化に大いに貢献する」ことが本旨となっています。オリンピックや箱根駅伝などを例にしながら、スポーツにおける東京一極集中、商業主義、勝利至上主義など...
スポーツによる地域の活性化というものに最近興味があり、関連する作品を読んでいます。 本書は、「プロスポーツを進行することがその地域の活性化に大いに貢献する」ことが本旨となっています。オリンピックや箱根駅伝などを例にしながら、スポーツにおける東京一極集中、商業主義、勝利至上主義などの課題を挙げた後、昨今のプロ野球球団の地方移転、Jリーグの発足と発展、Bリーグの発足、アイスホッケー・アジアリーグなどの紹介しながら、最近のスポーツの地方分権化の内容を描き、効果を検証しています。 少し前の内容であり、若干古い面もありますが、著者が主張するように、地域に根付き、地域住民の応援によるプロチームが増え、それがまちづくりや地域活性化につながる事例が増えているように感じます。今後もこの流れを継続できるよう、見守っていきたいと思っています。 ▼プロ・アマ共通の経済効果 ①スポーツ競技場や施設の建設 ②競技を行う選手と競技を観にくる人が、特定の地域の一定期間集まることで発生する効果(入場料収入、宿泊費・交通費・消費財などの支出、会場などで働く人の人件費やそれに派生する商品需要の増加など) ③選手が用いるユニフォームや靴、運動用具、トレーニング用機器などの製造と販売 ④一般の人が趣味で利用するスポーツサービスの提供から生じる効果 ⑤国内において半ば日常的に開催されているスポーツイベントによる効果 <目次> はじめに プロスポーツの振興が地方を活性化する 日本のプロスポーツチーム一覧 序章 「東京一極集中」は何が問題なのか 第1章 「スポーツの中央集権」が生み出す功罪 1 2020年東京オリンピックこそ「悪しき中央集権」の象徴 2 東京集中の象徴、箱根駅伝競走の功罪 3 東京発スポーツメディアの功罪 第2章 プロスポーツはすでに「地方分権」にシフト 1 プロ野球の地方移転 2 日本野球機構(NPB)以外の野球組織 3 地方大学野球部の躍進 4 Jリーグの地方分散 5 バスケットBリーグの発足と現状 6 アイスホッケー・アジアリーグ 第3章 プロスポーツが「地方都市」で繁栄する効果 1 スポーツ繁栄の一般的効果 2 コミュニティ活性化の事例 3 J3から見る地域スポーツの現状と課題 4 市民球団というあり方 第4章 地域のライバル意識による「ダービー・マッチ」 1 メジャーリーグの「ダービー」 2 サッカーの「ダービー・マッチ」 3 日本における「ダービー・マッチ」 終章 プロスポーツ「地方展開」のさらなる可能性を探る
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近くにプロチームがある幸福は存分に感じて いるので概ね納得。 スタジアムに行く高揚感など、 なくてはならなくもはや生活の一部。 まあサッカーファンの幸福度低いですが… 今シーズンこそは…
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政治経済スポーツ…東京一極集中に問題があることは明確だ。「遠くのオリンピックより、近くのチームのほうが大切だ」にも非常に共感する。その分析の視点は新しいと感じる要素は乏しく、うんそうだよねと読み進められる。 市民球団である広島東洋カープには頑張ってもらいたい!
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