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銀行ゼロ時代 朝日新書
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銀行ゼロ時代 朝日新書

高橋克英(著者)

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銀行ゼロ時代 朝日新書

869

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2019/09/13
JAN 9784022950369

銀行ゼロ時代

¥869

商品レビュー

2.8

7件のお客様レビュー

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2023/01/16

本棚の整理に合わせて積ん読を消化。2019年当時そこそこ流行ったビジネス新書、という印象だったが期待外れ。 貸出しや手数料で収益を上げる従来のビジネスモデルは既に崩壊し、ネットバンキングに取って代わられる。3大メガバンクは0〜2グループに合併した上サイズダウン、地銀は公共性に優...

本棚の整理に合わせて積ん読を消化。2019年当時そこそこ流行ったビジネス新書、という印象だったが期待外れ。 貸出しや手数料で収益を上げる従来のビジネスモデルは既に崩壊し、ネットバンキングに取って代わられる。3大メガバンクは0〜2グループに合併した上サイズダウン、地銀は公共性に優る信金やゆうちょに負ける、というのが大まかな論旨。 しかし、肝心の大企業向け融資はなぜ当てにできないのか等の説明が端折られており説得力に乏しい印象。 全体的に議論が緻密でなく、未来はこうなる可能性が高い、というよりは「こうなるんじゃないかという予想を立てることが可能だ」というレベルの仮説にしかなっていないと感じた。 金融庁や銀行の施策や、銀行組織の体質に対するダメ出しも多いが、そちらもあまり興味をそそられない。 最終章ではこれからの銀行が生き残るための提言がいくつかなされたが、どれも無責任な机上の空論で、実現性を考慮せず言いたいことを言っていると取られても仕方がないと思う。 「銀行は法人向け融資から個人向けにシフトして、シニアのための見守りサービスで付加価値を出せ」というのはいいとして、そのまま介護の資格を取って介護士になれ、では何の問題をどう解決したいのか分からない。 総じて適当に書いた本なんだろうなと思った。著者は金融コンサルティング会社の経営者らしいが、クライアントに向ける真摯さの一部でも読者に向けてくれればよかったのに。

Posted by ブクログ

2022/03/26

銀行の一消費者利用者として読んだ。 銀行金融界隈は、銀行自体も数は多いし合併や連携もあり子会社もあり、色んな業界が参入してさらに各社色んなサービスがあり、そもそも金融の仕組みは複雑である。 イライラすることが正直多かった。 本書では以下の現状がわかりやすく述べられている。 •...

銀行の一消費者利用者として読んだ。 銀行金融界隈は、銀行自体も数は多いし合併や連携もあり子会社もあり、色んな業界が参入してさらに各社色んなサービスがあり、そもそも金融の仕組みは複雑である。 イライラすることが正直多かった。 本書では以下の現状がわかりやすく述べられている。 •銀行の経営状況→深刻。 •銀行を取り巻く社会状況→少子高齢化による人口減少、長期化する低金利、テクノロジーの発展と多くの企業の金融業界への参入  •異業種企業の参入→GAFA、LINE •生き残り戦略→会社合併、統廃合。同業異業問わずの連携提携。デジタル•AI化。 •様々な新サービスの紹介→ネット化•スマホ化。キャッシュレス決済。オンライン銀行。AIレンディング。 •銀行現場の実情→かなり否定的な書き方。 銀行も生き残りのために大変で必死なのだとわかる。 (*そもそも銀行とは何なのか、根本的な機能は何なのか。そのへんも知れたら嬉しかったが、本書では触れられていない。) 上記の現状を踏まえた多くの展望も述べられている。 しかし本書(2019年9月出版)から2年半たった現在、その展望とは異なる現実となっているところもある。 一番はQRコード決済。 「電子マネーに取って代わることはないだろう」「いずれ自然消滅する可能性もあろう」と述べられている。しかし現実は凄まじく普及している。 数年先の未来予測はそもそも難しい時代なのだろうが、本書の展望についての記載は全体的に少しひいた目でみたし、ここで紹介もしない。 銀行は多量の複雑な金融商品を展開して、多種多様な事業に手を広げている。 それで世の中良くなったこともあるのかもしれないが、利用するのにちょっとわかりにくすぎるし、なんか「チャらい」と感じる。 色々とお疲れ様です。でもどうかまずはコア業務を誠実に丁寧に消費者利用者の目線で行なっていって下さい。

Posted by ブクログ

2020/04/10

★3章の「内部崩壊が止まらない銀行組織」は銀行員必読★ 細部に異論はあるが、最終結論はおおむね納得できる。 異論としては「本部はコスト部門」という考え方は昭和時代のもの。 本部だけのインターネット専業銀行がなぜ強いか考えると良い。 「外交営業に注力しろ」も、ズレている。 店舗にお...

★3章の「内部崩壊が止まらない銀行組織」は銀行員必読★ 細部に異論はあるが、最終結論はおおむね納得できる。 異論としては「本部はコスト部門」という考え方は昭和時代のもの。 本部だけのインターネット専業銀行がなぜ強いか考えると良い。 「外交営業に注力しろ」も、ズレている。 店舗にお客さんに来てもらう工夫が必要。

Posted by ブクログ

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