商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2019/09/04 |
| JAN | 9784309227818 |
- 書籍
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驚異と怪異
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驚異と怪異
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商品レビュー
4.3
8件のお客様レビュー
驚異と怪異の世界を探求する本書は、古今東西の神話や伝承に登場する想像上の生き物たちを多彩に紹介しています。国立民族学博物館の特別展を基にしたこの図録は、膨大な展示物と豊富な解説が魅力で、読者の好奇心を刺激します。人魚や霊鳥、変身獣などの多様な存在が描かれ、視覚的な楽しみとともに、文化や宗教観の深い理解を促します。特に、比較神話学の視点から異なる文化の違いや共通点を見極めることができ、学びの幅が広がる一冊となっています。細やかなコレクションと情報量は圧巻で、実際の展示を訪れたくなるような興奮を与えてくれます。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
2019年の国立民族学博物館特別展の公式図録。 人の想像力を掻き立てる、驚異と怪異の生き物たち。 古今東西、世界各地から蒐集した膨大な展示物の数と 解説の情報量は、圧巻! ・驚異とは 山中由里子 ・怪異とは 榎村寛之 ・はじめに 第I部 想像界の生物相 水 天 地 驚異の...
2019年の国立民族学博物館特別展の公式図録。 人の想像力を掻き立てる、驚異と怪異の生き物たち。 古今東西、世界各地から蒐集した膨大な展示物の数と 解説の情報量は、圧巻! ・驚異とは 山中由里子 ・怪異とは 榎村寛之 ・はじめに 第I部 想像界の生物相 水 天 地 驚異の部屋の奥へ 第II部 想像界の変相 聞く 見る 知る 創る ・比較妖怪学の可能性 小松和彦 参考文献リスト、掲載資料リスト、協力者一覧有り。 神話・伝承・信仰のみならず、あらゆる驚異と怪異には 知りたいという好奇心が駆り立てられる何かが潜む。 それらを想像し創造することは、人ならではの愉しみであり、 見る人は視覚で捉えることにより、興味が増してゆく。 人ならざる生き物たちを彩るのは、光と闇、鮮やかな色彩。 そして不可思議な姿は、身近な自然認識と宗教観があり、 合成、擬人化によってリアルさを纏う造形もある。 人魚、水怪、霊鳥、天象、天馬、巨人、変身獣、蟲、 人間植物などの様相は、多様な世界観をも示している。 「変わり者たちの秘密基地 国立民族学博物館」からの読書。 この特別展についての話から、興味を持っていました。 国立歴史民俗博物館の特別展「大ニセモノ博覧会」では 日本中心の展示でしたが、こちらは世界中から広く蒐集。 濃密な内容の図録なので読了までが大変。貸出延長したし。 もし実際に行ったら、一日だけでは回り切れないなぁ。 幻獣ミイラのリアルさと薬としての幻獣の生々しさ、 ショロショロ狐の可愛らしさ、ブラジルの紐の文学が 特に印象に残りました。記録や書物、地図も面白かったです。
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特別展図録。想像上の生きものを形作った、様々な絵画や造形が収められている。 コラムも充実し、人間の想像力の表れに驚嘆する。 同じモチーフでも違うもの、共通するものが現れる。めっぽう面白い。
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国立民俗学博物館監修。 表紙からもう「上質の知識を貴方に」って感じ。 タイトルから想像して鳳凰とか麒麟とか人魚やカッパのミイラとか?そういうのを鮮明な写真とともに眺められたら楽しそうー と借りてきましたが本編が始まる前の導入部からすでに面白かったです。 まず「驚異」 「驚異す...
国立民俗学博物館監修。 表紙からもう「上質の知識を貴方に」って感じ。 タイトルから想像して鳳凰とか麒麟とか人魚やカッパのミイラとか?そういうのを鮮明な写真とともに眺められたら楽しそうー と借りてきましたが本編が始まる前の導入部からすでに面白かったです。 まず「驚異」 「驚異することによって人間は知恵を愛求する(哲学する)ことをしはじめる」と、アリストテレスの言葉を引用しながら驚異から疑念、疑念から無知自覚、無知自覚から科学的哲学的探究の起点に立つことが「快」に繋がるとしている。 でも、近世から近代にかけての西洋近代的理性の猛威が科学的に証明できないことを「超常現状」つまりオカルティーなことに閉じ込めちゃったよねと。でそれで終わり?ノンノン。科学から閉め出された驚異は娯楽になったのよ。(知と快の分離) まずここで半分準備させられるわけです。 次は「怪異」 元々は中国の言葉。王朝滅亡時などに起きる怪異現象は天からの「警告」。 但し天照大御神の子孫が統治する日本では天はもうちょっと身近な存在。怪異現象は天からの「予告」。まずは占い部隊が怪異かどうか見極めてそこでこれはそうですねとなれば天皇が何らかの対処をして内乱飢饉大洪水などは「回避」される。 時代が下るとそういった行政システムは薄れて市民文化の中で娯楽として受け入れられたと。 なるほど。ここで残りの半分の準備完了。 本編は水、天、地。聞く、見る、知る、創るなどに分類されて紹介されていきますが、写真は想像通り鮮明で解説も楽しい。 印象に残ったものは カブトガニの精霊(マレーシア) そりゃまぁ龍とか人魚だけじゃないし、タコやナマズがあるならカブトガニの精霊もいそうなもんではあるけれど。でも立ち上がらせるのは何故。 伏せでいいじゃん。 ジュゴンの肉塊の木彫り(オーストラリア) 余った木っ端に彩色しただけじゃない?たまたま セイレーン(マミワタ)と蛇(コンゴ民主共和国) ペンダント時計電話。今にも襲ってきそうな大蛇にわざと腕を取らせても本人(マミワタ)は電話の方が大事な様子。いや電話すらも上の空か。 バンバと天使(セネガル) セネガルの民族衣装を着た天使。天使を含めて登場人物は4人。但し最も大きく中央に描かれるのは知性と落ち着きを感じさせる雄のライオン。 想像力無尽蔵かよ。 鷲の王ジャタユ(インドネシア、元はインド) 「2人はどちらがより高く飛べるか競い合ううちに太陽に近づきその炎に焼かれそうになるが、翼を広げて弟を庇った兄は翼を失い地上に」 人間って同じような話考えつくんだねぇ。(ここでは兄弟だし2人とも神だけど) 悪魔の仮面(メキシコ、ドミニカ、プエルトリコなど) 素晴らしいデザイン。そのまんまヒーローモノの怪人に使えそう。ただこういった仮面ってツノつけたり色々やるんだけど目鼻口の「位置」が変えられないのね。仮面だから。これを変えたらもっと怖くなるんだけどなー。 蜘蛛、イナゴ(メキシコ) めっちゃ怖い。 大入道(三重県四日市市) これの解説が一番おもろかった。 大入道に化ける古狸。退治のために作ったからくり人形。「いわばゴジラ退治に作られたメカゴジラ」なるほど。背が伸びる大入道がいつのまにか首が伸びる方にシフトしていくのもいい。 猫鬼(福島県いわき市) ツノの数が1(野鬼)から2(幽鬼)、3(空鬼)、ツノなし(天鬼)。天鬼はほぼ神と同じで姿を現さず、どのレベルからでも成り上がるチャンスあるので猫鬼は修行に励む。 てかツノなしの猫鬼はもう猫なんよ。 福島の人のセンスを感じる鬼。 いやーさすが国立民俗学博物館。 2700円? もっと取っていいですよ。
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