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居眠り磐音 決定版(15) 驟雨ノ町 文春文庫
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居眠り磐音 決定版(15) 驟雨ノ町 文春文庫

佐伯泰英(著者)

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居眠り磐音 決定版(15) 驟雨ノ町 文春文庫

803

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2019/09/03
JAN 9784167913526

居眠り磐音 決定版(15)

¥803

商品レビュー

3.7

4件のお客様レビュー

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2026/07/12
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面白さ半分、不満半分で、ようやく15巻まで読了。「めちゃくちゃ面白い!」とまでなれないのは、主人公の磐音をあまり好きになれていないからだろう。第15巻の感想ではなく、ここまでの感想をまとめて書いておきたい。 江戸の暮らしが素晴らしい。実際は無理に決まっているのに、こんな世界に住んでみたいと思ってしまう。特に、食事の文化が魅力的だ。食事の描写は事細かに描かれているわけではないのに、何を食べているかちょろっと書かれているだけで「じゅるり」となってしまうのである。すごい。グルメ小説は細かく食べ物について描写されているけれど、マジのグルメ小説より想像を搔き立てられる気がする。居眠り磐音のあとにグルメ小説を読んだら、細かい食べ物の描写が冗長に感じられることがあったくらいだ(グルメ小説からグルメの描写を省くと、めちゃくちゃページ数少なくなりそう)。 磐音が毎度お人よしっぷりを発揮したり、女性にモテまくったり、敵に対して無双したりするのは飽きてしまったけれど、この食文化を始めとする江戸の暮らしだけは飽きることがない。これだけのために読み続けているといっても過言ではない。 いや、もう一つ読み続けられる理由がある。主人公を好きになれない代わりに、脇役は素敵と思える人がいっぱいいる。私のお気に入りは、今津屋吉右衛門、老分の由蔵、竹蔵親分、木下一郎太、鉄五郎親方、笹塚孫一、品川柳次郎。お佐紀さんがまだたくさん出てきていないけど、お佐紀さんもお気に入りになりそうな予感。竹蔵親分の蕎麦と、鉄五郎親方の鰻を食べてぇ。由蔵さんと一緒に和菓子食べながら茶をしばきてぇ。 これは恋愛をメインに据えた小説ではないということはわかったうえで、磐音の恋愛観にモノ申したい。 琴平を斬ったあとに奈緒をそのままにして関前を去った時点で、磐音の奈緒への気持ちの強さに疑問を持った。この時点で、磐音と奈緒の関係、磐音の想いは終わっていた。本気で好きな女性であれば、他に何か方法があったのではないかと思う。関前をいったん出るにしても、奈緒に何かしらの言葉を残すべきだったのではないか。「控えめな磐音だからできなかったんじゃないか」「本気だからこそ去ったんだ」と思うのが普通なのかもしれないが、磐音はヘタレもしくはそもそも奈緒への想いはそこまでではなかったのではないか、というのが私の感想。 奈緒が遊女になるために関前を離れたと知って、全国各地奈緒の行く先を追いかけていったのは、彼女と自分は違う世界に生きる人間であることを思い知るため、未練を断ち切れないながらも心の整理をするためだったように思う。 奈緒を一生見守ると言いながらも、どことなく本気さを感じることはできなかった。女っぷりのいいおこんさんに完全に餌付けをされて、心地よさそうでしたしね(もちろんそれは喜ばしい)。10冊くらい奈緒への未練たらたら感が続いていたけど、「いや、だから君の中ではもう終わってるんだって目を覚ませ」と言ってあげたいくらいだった。美しく終わった恋には時間が必要なのはわかってはいるけれど(新しい恋もすぐそこにあるのに磐音め)。 磐音はもちろんいい人だけれども、想い人に対する態度を通して男性としての魅力を感じられず。外伝「奈緒と磐音」を読んで奈緒を気に入っていた私は、最終的には、奈緒の相手が磐音じゃなくてよかった、と思うようになった。江戸に出てきてからの磐音を見て、その磐音を好きになったおこんが、一番磐音にとっていい相手なのだ。 13~14巻をなんとなく読み進めていたからから、15巻のおこんと磐音の展開にものすごく唐突さを感じてしまった。きっと私がおこんさんと磐音の関係の変化を捉えきれなかったのだろう。磐音の恋愛はあまり自分の心を動かすものではなかったので、スルーする読み方をいつの間にか心得てしまっていたようだ。こういう恋愛やヒーロー像は私の好みではないのだなと理解した。 江戸の暮らしと素敵脇役に飽きない限りは、とりあえず全巻読破を目指して頑張りたい。次に語りたくなるのは何巻を読んでいる頃だろうか。 しかし、私と同じようになんとなくもやもやを抱えながら読んでいる人って少ないようだ。同士はいないかと思いながらレビューを探しても、そんなレビューはほぼ見当たらなかった。恐縮。

Posted by ブクログ

2021/05/28

台詞の一つ一つが胸に沁みる宴の様子、お騒がせな幸吉、など思いのほか濃いエピソードが詰まった15巻目。

Posted by ブクログ

2019/12/08

日光から江戸へ帰ってきても大忙しの磐音。 父正睦から「虚け者」の始末を依頼されたり、幸吉が宮戸川から姿を消した騒動が、11年前の桔梗屋七人惨殺事件と関わりがありそうな状況になってきたり、南町奉行所から頼まれて甲斐の市川陣屋から罪人を江戸まで連れ帰る羽目になったり、今津屋に来てい...

日光から江戸へ帰ってきても大忙しの磐音。 父正睦から「虚け者」の始末を依頼されたり、幸吉が宮戸川から姿を消した騒動が、11年前の桔梗屋七人惨殺事件と関わりがありそうな状況になってきたり、南町奉行所から頼まれて甲斐の市川陣屋から罪人を江戸まで連れ帰る羽目になったり、今津屋に来ていた虫売りに抱いた違和感がどうにも拭いきれなかったり。 そんな中、当人どうしではまだ直接ハッキリと話していないうちに、磐音とおこんさんがいつの間にかほとんど公認の仲ですわ。 ここまで周りから固められちゃあ、ねぇ。 でも、 (おこんが磐音の手首に爪を立て) 「痛うござる、おこんさん」 「いいの、私が見合いしても」 「それはちと困る」 「ちと困るだけなの」 「大いに困る」 もうこの会話がかわいくてかわいくて。 この2人ホント好き。 てことで本巻もおもしろかった! ミステリっぽくてハラハラドキドキしたし、船上戦は大迫力で手に汗握ったし、夜盗一味を囲む佐々木道場の猛者たちがめちゃカッコよくてシビれたし、幸吉とおそめちゃんが、磐音とおこんさんをちっちゃくしたようなカップルでかわゆいし、もう、佐伯さん、あっぱれでこざいやす。

Posted by ブクログ

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