商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2019/09/26 |
JAN | 9784163910963 |
- 書籍
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Iの悲劇
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Iの悲劇
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商品レビュー
3.7
262件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
後味が悪い、いい意味で米澤穂信っぽい作品だった。 初めの1話目ラストで引き込まれ、2話、3話と読み進められた。 1、3、4話はどれも勧善懲悪ではなくすれ違いがあるのが悲しく、上手いなと思った。2話は脱力してしまったが…。 ラストの主人公が想像する蓑石の風景は儚く美しい。 途中主人公が後輩を叱るところが印象的でありながらいい伏線になっている。 繰り返し読みたいかと言われるとそうではないので☆4。
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コロナ禍と働き方改革の影響でリモートワークを行う人が増え、地方へ移住する人も増えたようだ。そして、移住したもののその土地での生活に順応出来ず離脱する人が後を絶たないという話もこれまたよく聞く。 最初はこの作品もそういう田舎暮らしに憧れて移住してきたが、離れざるを得なくなるちょっと...
コロナ禍と働き方改革の影響でリモートワークを行う人が増え、地方へ移住する人も増えたようだ。そして、移住したもののその土地での生活に順応出来ず離脱する人が後を絶たないという話もこれまたよく聞く。 最初はこの作品もそういう田舎暮らしに憧れて移住してきたが、離れざるを得なくなるちょっとした小ネタのミステリかと思って読んでいた。ところが最後のオチにはびっくり。久しぶりにほぉ〜、さすが米澤穂信だ、やるなぁと感心した。 世の中、何事も表と裏がある。それを改めて考えさせられる作品だ。秀作。
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殺人とかぞっとする感じのミステリーかと思って借りたけど、そういう感じではなかった。 万願寺さんの心の声やツッコミと実際の会話の間(ま)に少し違和感があったかな。
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