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海峡に立つ 泥と血の我が半生
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海峡に立つ 泥と血の我が半生

許永中(著者)

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海峡に立つ 泥と血の我が半生

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2019/08/28
JAN 9784093886253

海峡に立つ

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商品レビュー

3.5

6件のお客様レビュー

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2021/01/21

2021年1月19日読了。 許永中、「戦後最大のフィクサー」と呼ばれた男。 自叙伝。 自分で書いているので、少し盛り気味だとは思うがこの世の中、こういう世界に身を置いている人もいるのかと、違った意味で感心してしまう。 在日二世として大阪で生まれた許永中、貧しい家で育つが本人...

2021年1月19日読了。 許永中、「戦後最大のフィクサー」と呼ばれた男。 自叙伝。 自分で書いているので、少し盛り気味だとは思うがこの世の中、こういう世界に身を置いている人もいるのかと、違った意味で感心してしまう。 在日二世として大阪で生まれた許永中、貧しい家で育つが本人も言うように地頭がよかったのか、大学に進学する。 それから、大阪で頭目を表し堅気とはいえ、半分やくざのような稼業で生計を立てる。 (少なくとも本書を読んだ私はそのように思える) この人、どんだけ金を動かせるのか?と。 ポンと何億も届けたり、受け取ったり、そりゃ1億って結構かさばりますよね? どこまで本当かは読んだ人にお任せするということで。 本書、第6章に記述があるが、許永中氏はほとんど書面を交わさない。 「人様からの頼まれ事では利を得てはならない」 これは理解できるし、私もこうありたい。しかし 「信義を守るためにも記録は残さない」ともある。 これは、この世界ならではの話でしょう。 とはいえ、この先に「私から信用しないと、私みたいな者、信用しないでしょう」というやり取りも書かれている。 これもわかる。信用されたければ、まずは相手を信用すること。 なるほどですね。

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2020/09/21

前半の被差別や在日の暮らし、巻末の対談に考えさせられることが多かった。現在、上皇として暮らしている平成天皇の生前退位にも、こんな期待を込めて見つめている人々がいる、ということにも驚いた。もちろんそんな思いでいるひとばかりではないだろうけど。 やはり、誰でも他の誰かの代弁はできない...

前半の被差別や在日の暮らし、巻末の対談に考えさせられることが多かった。現在、上皇として暮らしている平成天皇の生前退位にも、こんな期待を込めて見つめている人々がいる、ということにも驚いた。もちろんそんな思いでいるひとばかりではないだろうけど。 やはり、誰でも他の誰かの代弁はできないということだろう。

Posted by ブクログ

2020/07/17

巻末の歴史学者、崔氏との特別対談。 日韓関係が何故改善されないのか、に対する視点がとても良かった。どちらが正しいのか、でなく『一緒に負ける』姿勢が大事など、希望が持てる見解。

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