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嘆きの亡霊は引退したい ~最弱ハンターによる最強パーティ育成術~(3)
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嘆きの亡霊は引退したい ~最弱ハンターによる最強パーティ育成術~(3)
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クライは自分でちゃんと能はないし、能力もないことはわかっていて、自分の指示や采配も、ちゃんと下策であり無策の暴挙だという自覚もある。 なのに、言葉足らずの部分を、優秀な周りの友人や幼馴染や部下たちだ深読みして、帳尻があってしまう。そればかりか、引きの強さが功を奏しているのか、悪...
クライは自分でちゃんと能はないし、能力もないことはわかっていて、自分の指示や采配も、ちゃんと下策であり無策の暴挙だという自覚もある。 なのに、言葉足らずの部分を、優秀な周りの友人や幼馴染や部下たちだ深読みして、帳尻があってしまう。そればかりか、引きの強さが功を奏しているのか、悪さをしているのか、結果は上々、クライの策で大団円に至ったような結末に落ち着いてしまう。 最良の結末に至った事を、本人だけがわかっていない。 自分の至らなさを再認識し、無能さに打ちひしがれ、床を転がり、エヴァに愚痴った後に、復活する。 仲間から十桁の借金。 妹の口座から勝手に金を使う。 自分で全く稼げないので金が無い、かと言って好きな宝具購入を諦めきれずに結局はオークションに行ってしまう。 ダメ人間のなかのダメ人間なクライ。 弱いし、肝も据わってないし、欲望には流されるまま。 それなのに、仲間からの信頼は揺るがない。なんでなんだろう?クライになんの魅力があるのか全然わからない。 でも、 あれ?クライって幼馴染たちに対する愛情や信頼はめっちゃ深くないかな? とふと思った。 幼馴染たちは困った子達だけれど、クライは彼らは絶対に悪い事はしないと信じているし、大切に思っているし、愛している。何があったとしても、絶対の味方だと宣言している。疲れた彼らを迎えて褒めて癒してあげるのが自分の仕事だと自負しているみたいだし。 才能があって、能力のある幼馴染たちは苛烈な道を歩む。その道を歩けるのは、褒めてくれる、絶対の肯定をくれる、癒やしてくれるクライがいるからなのかも?そして、クライは絶対に自分を見捨てない。 それが伝わっているなら、これほど心強いことはないだろうな。 ちょっと、このパーティの尊さがわかって来た気がする。 勘違いかもしれないけどね。
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勘違い120%の痛快冒険コメディ。勘違いの齟齬を生まないのは、なかなか素晴らしい。アニメパートは今回で終わり。次巻からは未知の勘違いが楽しめる。
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