商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 名古屋大学出版会 |
発売年月日 | 2019/05/31 |
JAN | 9784815809522 |
- 書籍
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「大東亜戦争」はなぜ起きたのか
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「大東亜戦争」はなぜ起きたのか
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2020.5.31 テレビ放送大学専門科目 日本政治外交史(’19) 第9回 第二次世界大戦と日本 担当講師:奈良岡 聰智 1930-40年代に日本が行った戦争は、しばしば「15年戦争」と総称されるが、その内実は極めて複雑である。日本が、アメリカ、イギリス、中国、ソ連と同時に戦争...
2020.5.31 テレビ放送大学専門科目 日本政治外交史(’19) 第9回 第二次世界大戦と日本 担当講師:奈良岡 聰智 1930-40年代に日本が行った戦争は、しばしば「15年戦争」と総称されるが、その内実は極めて複雑である。日本が、アメリカ、イギリス、中国、ソ連と同時に戦争を行い、敗れたのは、多くの選択と錯誤を繰り返した結果であって、日中戦争や太平洋戦争は決して必然でも不可避でもなかった。この回では、あり得たかもしれない様々な「可能性」を視野に入れながら、第二次世界大戦と日本の関わりについて検討する。 2020.6.15 ラジオ放送大学導入科目 日本の近現代(’15) 第11回 外地から見た昭和の戦争 担当講師:永島 広紀 「帝国・日本」の版図は内地と外地という法域で区切られた重層的な空間であった。そして内地のみならず外地も否応なく「戦争」に巻き込まれていった。本章では台湾・朝鮮をはじめとする各地域の様相を、具体的な法令や様々な制度の運用面を通じて通時的に理解する。 https://www.ouj.ac.jp/hp/kamoku/2020/kyouyou/C/ningen/index.html
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汎アジア主義の分析を通じて大東亜戦争に突き進んだ過程を追っていて、これまでによくわからない点が非常に詳しく説明されていて大変参考になった。「汎アジア主義」が日本の歴史に根強く突き刺さっていて、現代ではそれはいわゆる「親中派」というところに残っているのかもしれない。 また、「汎ア...
汎アジア主義の分析を通じて大東亜戦争に突き進んだ過程を追っていて、これまでによくわからない点が非常に詳しく説明されていて大変参考になった。「汎アジア主義」が日本の歴史に根強く突き刺さっていて、現代ではそれはいわゆる「親中派」というところに残っているのかもしれない。 また、「汎アジア主義」の構想は台湾を基軸に東南アジアからインドに及ぶ「海の帝国」と、満蒙から新疆、中央アジアを経て中東に及ぶ「陸の帝国」からなるもので、これは現在の中国の進める「一帯一路」に重なるもののように思われる。日本はこれが破綻して現在に至るが、果たして中国の挑戦はどうなるか?
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