IPOを目指す会社のための資本政策+経営計画のポイント50

佐々木義孝(著者)

• 販売会社／発売会社: 中央経済社
• 発売年月日: 2019/08/14
• JAN: 9784502318313

商品レビュー

2021/01/01

日本語でエクイティストーリーとかIPOすとらてじーがちゃんと書かれている本を探すと、驚くほど見当たらないことがわかる。そのような状況でかなり私のニーズに合致した本だった。ただし、MBO後の再上場や民営化IPOを想定して本を探していたため、本書のように中小ベンチャー企業を想定した本とは案件の置かれる事情がかなり異なっており、そこはある程度別の知識で埋めざるをえなかった。良書には違いない。

2020/04/30

『資本政策と経営計画50のポイント』
1.購読動機
資本政策と経営計画と実行は経営の基本です。
また、財務経理部門ならば知っておく知識です。
基本を知る、使い倒すために読了しました。

2.資本政策
新株予約権。
社内または社外への配布方法。
網羅的に記述あります。
それが○です。
ゆえに、自社の状況に合わせて理解するが合理的です。

3.経営計画のこれから
予算と実績。
差異は当たり前です。
それをどのように構造でとらえ、組織として車輪を回すのか？
構造分解まで記載あります。
丁寧です。

4.本書の勧め
経営企画、財務経理部門のマネージャー、マネージャー候補には、読みやすく、具体的なため良書かと判断します。

2020/01/31

これまで3社のＩＰＯ経験を持つ筆者が上場準備会社の資本政策と経営計画策定上のポイントを解説。経営計画は経営学の理論的な話が続き退屈であったが、資本政策のところは筆者の経験も交えて具体的に解説されており、理解が進んだ。